ワンセグのスタートや高速化された通信インフラにより、今後、携帯分野で急成長すると予想されるのが、携帯電話向けの動画配信サービスだ。 この動画配信ビジネスの可能性に早いうちから着目し、携帯向け動画のストリーミング配信サービスを開始したのがフロントメディア。同社を率いる市川茂浩社長に、動画配信ビジネスの現状や手応え、今後のビジネス展開について聞いた。 フロントメディアは2005年6月に設立された、まだ新しい会社だ。社長の市川氏は、大手コンテンツプロバイダのiモードサイトプランナーを経て、フリーのモバイルコンテンツプロデューサーとして活躍。数百ものモバイルコンテンツを立ち上げてきた実績がある。 動画配信にチャンスがあると気付いたのは、着うたが登場し始めた2002年頃だったと市川氏は振り返る。「着うたの登場に伴い、“権利”に絡む仕事が増え、音楽や映像、映画、ラジオなどの権利ビジネスに関わっていく中
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