胸に刻んだ恩師の教え=日本の支柱、GK権田選手−サッカー男子〔五輪・サッカー〕 胸に刻んだ恩師の教え=日本の支柱、GK権田選手−サッカー男子〔五輪・サッカー〕 【グラスゴー(英国)時事】「実力を試す場にしたくない。培ってきたもので勝利を目指す」。サッカー男子の日本代表は26日、1次リーグ初戦でスペインと対戦。チームの精神的支柱でもあるゴールキーパー(GK)の権田修一選手(23)=F東京=にとって、初の主要な世界大会となった。 勝負への思い入れは人一倍強く、気持ちを前面に出すタイプ。終了間際の失点で引き分けに終わった11日の壮行試合(ニュージーランド戦)では、ミスした選手の胸元をつかんで注意する姿が印象的だった。 ユース時代に権田選手を指導した元F東京育成部コーチの浅野寛文さん(43)は、「当時から勝利への執念は強く、練習でも点を入れられると悔しがった」と振り返る。 「ファインプレーの