ゲームソフトの有名企業を辞めて3人でボードゲームを開発。補助金、融資、クラウドファンディングを活用し、大量生産されないマイノリティのための商品の企画・製作にあえて挑戦するGIFT 10 INDUSTRY/濱田隆史社長 御社の主力商品「アラビアの壺」は視覚障がい者と健常者がともに楽しめるボードゲームとして各種メディアで紹介されていますが、その開発までの濱田社長の歩みについてお聞かせ下さい。 僕はもともと陶芸家になりたくて美術大学に行きました。専攻したのはプロダクトデザインで、とくに面白かったのが福祉機器を作るという課題でした。社会福祉をやりかったわけではなく、何かの感覚がないと、あるいは何かできないことがあると、ふつうとは違う道がひらけるという点に惹かれたのです。 たとえば手を怪我している人のために片手で使えるピーラーを作りなさい、という課題。ピーラーというのは片手で剝くものを固定し、もう片
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