東京都都市整備局は3月6日、広域交通ネットワーク計画の「中間まとめ」を発表した。東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線の豊洲~住吉間など5線区を整備効果の高い路線とし、各線区の課題などを明らかにした。 「中間まとめ」などによると、現在の首都圏における鉄道整備は、国の運輸政策審議会(現在の交通政策審議会)が2000年に取りまとめた基本計画(運政審18号答申)に基づき進められている。この答申の目標年次が2015年となっていることから、国土交通大臣は2014年4月、交通政策審議会に東京圏の今後の都市鉄道のあり方を検討するよう諮問。2015年度中には運政審18号答申に代わる新しい基本計画(次期答申)が策定される予定となっている。 これを受けて東京都も2014年5月、学識経験者などで構成される委員会を設置。次期答申に向けて東京都としての鉄道整備計画の考え方をまとめることとし、鉄道ネットワークのあり方などに
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