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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (18)

  • 活字中毒R。 - 『ジャンプ放送局』が終了した「本当の理由」

    ジャンプ放送局 帰ってきたジャンプ放送局!!の巻』 (SHUEISHA JUMP REMIX) より。 (連載当時のスタッフが『ジャンプ放送局』を振り返る対談記事『13年ぶりのジャンプ放送局』の一部です。参加者はさくまあきらさん、横山智佐さん、土居孝幸さん、榎55歳(榎一夫)さんの4名です。文中のJBSは「Jump Broadcasting Station=ジャンプ放送局」の略) 【――ハガキは毎週どのくらい来てたんですか? さくまあきら:最初の半年は苦労したね。でもそこからは1年で3万通に達して、そこから4万通くらいいって。JBSクエストの時は10万通越えたからね。ほんと視力落ちたもん。それと手にインクがついちゃう。 榎55歳:そうなのねん。指紋がなくなっちゃうよって。 さくま:えのクンがね、「悪いから手伝いますよ」って言って、200枚で根を上げてる(笑)。 榎:「お先なのねん

  • 活字中毒R。 「アフィリエイトで手っ取り早く月30万円を稼ぐ方法を教えます」

    『ブログ論壇の誕生』(佐々木俊尚著・文春新書)より。 【アフィリエイトをめぐる現状を、少し説明しておこう。 アフィリエイトが最初に登場したのは割合と古く、1996年にまでさかのぼる。発明者はオンライン書店のアマゾンだ。以下のようなエピソードがある。 ――アマゾンの創設者であるジェフ・ベゾス氏がある日、パーティでひとりの女性を紹介された。彼女は、ベゾス氏に言った。 「わたしは離婚に関するホームページを作っていて、かなり多くアクセス数を稼いでいるの。このサイト上で商品を売ったら儲かると思う?」 ベゾス氏は答えた。「そりゃ儲かるかもしれないけれど、商品を売るためには倉庫も必要だし、決済の仕組みも作らなければいけないからたいへんだと思うね」 すると女性は、冗談交じりにこう返した。「じゃあ私のサイトでアマゾンのを売るのはどう?」 この会話がヒントとなって、ベゾス氏は個人サイトでを紹介してもらい、

  • 活字中毒R。

    『BSアニメ夜話 Vol.02〜機動戦士ガンダム』(キネマ旬報社)より。 (名作アニメについて、思い入れの深い業界人やファンが語り合うというNHK−BSの人気番組の「機動戦士ガンダム」の回を書籍化したものです。この回の参加者は、岡田斗司夫さん(作家・評論家)、乾貴美子さん(タレント)、北久保弘之さん(アニメ演出家・監督)、有野晋哉さん(タレント)、福井晴敏さん(作家)、小谷真理さん(評論家)、井上伸一郎さん(元アニメ雑誌編集者)、氷川竜介さん(アニメ評論家・ライター)です) 【岡田斗司夫:あの、『ガンダム』の打ち切り、あれってどうだったんですか? 氷川竜介:え〜っとね、スポンサー事情とか低視聴率とか言われているんですけど、人気はね、あったんですよ。雑誌はバカ売れしていたし、僕は放映中からレコードの仕事をやらせてもらっているんですけど、最終回の放映前に台もらってドラマ編の構成作れと言われて

  • 活字中毒R。 - 某有名人材派遣業者の「登録カード」の甘い罠

    『「生きづらさ」について』(雨宮処凛・萱野稔人共著/光文社新書)より。 (人間関係、貧困、社会の中で疎外感や居場所のなさ…… 雨宮処凛(あまみやかりん)さんと萱野稔人(かやのとしひと)さんによる、現代の「生きづらさ」についての対談集の一部です) 【雨宮処凛:非正規雇用と借金のつながりでいえば、露骨なのが「フルキャストファイナンス」ですよね。 萱野稔人:まさに派遣業者自身がサラ金をやっている。 雨宮:フルキャストで働く人には登録カードをつくる必要があるんですが、なんとその登録カードがサラ金(フルキャストファイナンス)のカードにもなっている(笑)。これは果たして合法なのかと思ってしまうほど、恐ろしいシステムです。しかも、フルキャストで働くと、日払いの給与明細の裏にフルキャストファイナンスの広告が入っていて、「いつでもお気軽に」みたいなコピーが踊っている(笑)。なぜこういうのが野放しになっていて

  • 桜庭一樹さんに直木賞をもたらした、角川スニーカー文庫の編集者の言葉 - 活字中毒R。

    『週刊文春』(文藝春秋)2008/2/21号の「阿川佐和子のこの人に会いたい・第717回」より。 (『私の男』で、第138回直木賞を受賞された作家・桜庭一樹さんと阿川さんの対談の一部です) 【阿川佐和子:こうすりゃ売れるだろうって気がついたことはありますか。 桜庭一樹:読者を考えながら書かなくちゃいけないんだなと思いました。 阿川:何がきっかけで? 桜庭:中村うさぎ先生に「こういうものはこの人にしか書けない」と言われたような一冊を書こうと思って、『赤×ピンク』を出したんです。出だしから泥レスをしている女の子が転がり出てくるようなインパクトがある小説なんですけど。 阿川:確かにインパクトありそう。 桜庭:そうしたら、角川のスニーカー文庫の編集さんに言われたんです。「極端なストーリーでも書きっぱなしにせずに読者が共感できるようにわかりやすくしなくちゃ。読者の70%が自分のことを言われているよう

  • 活字中毒R。 - 直木賞を取るための「必勝パターン」

    『文蔵』2008年1月号(PHP文庫)の特集記事「『直木賞』の基礎知識」より。 (『二つの山河』で第111回直木賞を受賞された作家・中村彰彦さん(20年近く文藝春秋社での勤務経験あり)と多くの直木賞作家を担当し、選考会の司会も務めたことがあるという文芸編集者(『オール讀物』編集長などを歴任)・豊田健次さんの対談「直木賞のウチとソト」から。「直木賞に取り方はある?」という項の一部です) 【豊田健次:中村さんは三度候補になっての受賞でしたね。 中村彰彦:受賞の時は、ある雑誌に250枚一挙掲載を二ヵ月続けていて、500枚を必死で書いていたので受賞できるかどうかと考えている暇がなかったですね。ただ、直木賞はあくまでも「1勝、勝ち抜け」の勝負ですから、仮にそれまでが相撲取りなら十両に転落するような成績でも、1勝すれば直木賞作家になれるんです。 豊田:池波正太郎さんは5回候補になってからの受賞でしたが

  • 活字中毒R。

    『ダ・ヴィンチ』2007年月号(メディアファクトリー)の記事「ケータイ小説ってどうなの?」より。 (「若者がケータイ小説にハマる理由」という「ケータイ小説」読者の10代の女の子たちの対談記事。参加者は、木村裕美さん(18歳)、柳沢桃子さん(18歳)、松優美さん(17歳)、中島祐乃さん(17歳)) 【司会者:『セカチュー』もやっぱりヒロインが死んじゃうでしょう? あれはどうなの? 中島:私はそれなりに感動したけど……ただ、『セカチュー』って、なんていうか「昔」の話なんだよね。ところどころわからない描写があったし……今っぽくないなあって。 柳沢:うん、やっぱり「現実的」じゃないんだと思う。リアルかどうかって大事だよね? 一同:うん。 柳沢:出会い系とかレイプとか、ちょっとグロい現実の話が、もしかしたら近くであるのかもって思うところにリアリティがあるんだと思う。 司会者:えっ? でも出会い系

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    「週刊SPA!2007.2/6号」(扶桑社)の「文壇アウトローズの世相放談・坪内祐三&福田和也『これでいいのだ!』」第226回より。 【坪内祐三:著作権ってさ、文芸・音楽・美術は作者が死んだあと50年間有効でしょ。それを今、日文芸家協会が、三田誠広('77年に芥川賞を受賞した小説家)を中心に70年間に延長しようと運動してて、反対派とモメたりしてるんだよ。 福田和也:勇気あるよね〜。自分の作品が死後に残ると思ってるんだね。 坪内:思ってるんだね。 福田:三田さん、今、著作権を放棄してもなんの実害もないでしょ。 坪内:それがさ、著作権の保護期間を70年間に延ばすべきだって人たちの主張が、スゴイ奇妙な論理なんだよ。それこそ、金井恵美子も『一冊の』で批判してたけど。なんかさ、「若くして著者が死んだときに、残された子の生活が……」って言うわけ。だけど、親が死んだときに子供が0歳だったとしても、

  • 活字中毒R。

    『雑学図鑑・街中のギモンダイナマイト』(日刊ゲンダイ編・講談社+α文庫)より。 (「イタズラや迷惑行為をした際の賠償請求は?」という項から) 【ちょっと前のことだが、夫婦ゲンカの腹いせに「江の島に不審者上陸」と海上保安庁にウソの通報をした男性に対し、「国側が800万円の賠償請求を検討中」と報じられたことがあった。このケースでは、不審者捜索にあたった巡視船や航空機の燃料費、職員の残業代の合算が約800万円になったと報じられた。その後、”加害者”と海上保安庁との間で示談が成立。加害者が実損額の130万3923円を支払うことで決着した。 このほかにイタズラや迷惑行為における賠償請求の実態はどうか。 ●電車の運行を妨害した 酔って線路内に立ち入った、踏切の中で車を停止させたなどが考えられるが、「車両や踏切の修理代、振り替え輸送にかかった経費など”実損分”のみ請求します」(小田急電鉄広報部)、「故意

    nununi
    nununi 2007/01/30
    いちおう山岳保険はあるけど、いろいろ制約が。
  • 活字中毒R。 - 長く仕事をしている割に人気の出ない漫画家の「悲劇的な傾向」

    『出版業界最底辺日記』(塩山芳明[著]・南陀楼綾繁[編]、筑摩書房)より。 (「2003年11月×日」の記述より。長年の「エロ漫画下請け編集者」としての経験から、「人気の出ない漫画家の傾向」について書かれたものの一部です) 【長く仕事してもらってる割に人気の出ない漫画家には、ロリ&劇画を問わず一定の傾向が。当人達は漫画を描くのが好きで仕方ないらしいのだ。だから決して手抜きはしない。しかし、読み手の立場が頭にないので、努力が明後日の方向へ脱線。(多分、一般漫画はともかく、同業者の漫画もまず読んでない)読者がエロ漫画を読む際に一番気にする、キャラの色気、SEXに至るまでの説得力、体位等のリアリティに工夫をせず、登場人物の数をやたらに増やしたり(描き分けられぬのに)、無意味な場所移動を繰り返したり(ストーリーが混乱、濡れ場が減るのみ)、ささいなネームに凝ったり。(誰も読んじゃおらん) どの編集部

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    『ダ・ヴィンチ』2006年10月号(メディアファクトリー)の対談記事「わたしにもベストセラー新書が書けますか?」より。 (対談されているのは、辛酸なめ子さんと、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の著者・山田真哉さんです) 【辛酸:手元にある『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の帯を見ると130万部と書いてあるのですが、いまは何万部ぐらい売れているのでしょうか。 山田:148万部ですね。ただ、人に言うときはキリのいいところで150万部にしています。 辛酸:100万部を越えると2万部も端数なんですね……。私のは山田さんの端数分ぐらいが売り上げ数の相場なので。 山田:100万部越えたら2〜3万部は惰性ですよ。 辛酸:惰性、ですか。 山田:惰性というのは、とくに営業しなくても1ヵ月にそれぐらいは売れるということ。「ミリオンセラーだから買おう」という方々がいらっしゃるので。でも、ミリオン達成までには

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    「この文庫がすごい! 2006年度版」(宝島社)より。 (多孝好さんへのインタビュー記事の一部です。インタビュアーは杉尚子さん) 【インタビュアー:ところで多さんの文庫には、巻末に解説が付けられていませんね? 多:文庫を手に取った時に、まず解説から先に読むという人もいるじゃないですか。僕もわりとそうなんですけど、でも解説を読んで買う、買わないを判断するなら、そのぶん中身の文章を1ページでもいいから、いや3行でもいいから読んでみて、そのうえで読むどうか決めて欲しいと思ってるんです。 インタビュアー:しかし逆に、解説を楽しみにしている読者もいるのでは? 多:それはその通りだと思います。ある編集者さんが「一冊のを読み終わった時、いいものだと感じた読者というのは、その感情を誰かと共有したがるもの。そのために解説はとても有用である」ということをおっしゃっていて。賛同される方も多いのでし

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    「ダカーポ・588号」(マガジンハウス)の特集記事「このを読め!好きの屋さんからの直言」より。 【大学卒業後の家業を継いで20年余り。久住さんは、札幌市西区で60年の歴史をもつ「くすみ書房」の2代目である。 「バブルの崩壊と若者の活字離れ、さらにナショナルチェーンの進出などで、町の屋は青息吐息。売り上げはピーク時の半分に落ち込み、全国で毎年、1000店舗を超える書店の廃業が続きました。売り上げを伸ばそうと、何年も努力を続けましたが、ほとんど打つ手がない。それが3年前の状況だったんです。 残る道は店を閉めるか、移転するしかない。久住さんは社員にそう宣言して、最後の頑張りのヒントを得ようと、片っ端からを読んだ。 (中略) 売り上げを伸ばす努力に怠りはなかった。だが、売り上げを一切考えないで、人集めだけを意識した取り組みをしたことはない。でも、どうしたらいいのか……。長年温めてきたアイ

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    「ダカーポ・587号」(マガジンハウス)の特集記事「芥川賞・直木賞を徹底的に楽しむ」より。 (『きれぎれ』で第123回芥川賞を受賞された町田康さんと、『4TEEN』で第129回直木賞を受賞された石田衣良さんの対談の一部です) 【司会者:ところで、受賞直後に始まる受賞作家への各メディアからの取材依頼の嵐は、すさまじいそうですね? 石田:すごかった(笑)。1か月に50か60の取材を受けることになりました。 よく、取材なんて毎回同じ質問でしょ? とか言われるんですけど、そんなことはないです。 フジテレビのアナウンサーに「石田さんはカラオケで何を歌いますか?」と聞かれたかと思えば、赤旗新聞の記者に「作品の舞台になっている月島の各社社会について意見を?」と聞かれます。毎日毎日疲れたけれど、貴重な体験でした。 (中略) 町田:受賞したら、いきなり、それまでと打って変わって強引に原稿を取り立てる編集

  • 活字中毒R。

    『オール讀物』2006年3月号「第134回直木賞決定発表」より。 (『容疑者Xの献身』で、第134回直木賞を受賞された、東野圭吾さんの自伝エッセイ「楽しいゲームでした。みなさんに感謝!」の一部です) 【そして7月2日の午後7時半頃、運命の電話が鳴った。 「おめでとうございます」 この台詞を耳にした時には、頭がくらっとした。新しい世界への扉が開かれる音がはっきりと聞こえた。 事実、それからほんの少しの間はバラ色だった。単行の『放課後』は十万部も売れた。週刊文春のベストテンで1位にも選ばれた(当時が乱歩賞作品が1位になるのがふつうだったが、そんな事情は知らなかった)。 しかしそんなものが長く続かないことは私にもわかっていた。ここが勝負所だと思った。それで会社を辞めて上京することを決心した。 ところが上京後に会った編集者は明らかに困惑していた。 「あんなにいい会社、よく辞める決心がつきましたね

  • 楽天が全ユーザーのポイントを剥奪したことで、炎上中 - 斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

    楽天が全ユーザーのポイントを剥奪したことで、炎上中。 楽天は、正規、不正規にかかわらず、全ユーザーのポイントを剥奪し、ポイント利用者には現金請求を求めるメールを送信した。 あり得ねー。 ごめんなさい、と一言謝って穏便に済ませておけば、ユーザーも増えてめでたしめでたし、で終わったはずなのに、一般ユーザーのポイントまで剥奪して現金請求まで求めた時点で、ブラック認定。 ごめんなさい当方のミスでした、と謝罪すれば済む事なのに、楽天は、開き直って強硬手段に出た。 自分でミスを犯しておいて、一般ユーザーにまで、現金請求します、とのメールを一斉配信。 あのね。 ポイントを配布して、売買契約が成立したうえで領収書まで発行しておいて、後から現金請求なんて、法的に不可能なわけですよ。 規約で書いてあろうとなんだろうと、違法性のある規約なんだから、通用しない。 ネットでは、規約がどうのこうの、という議論がなされ

    nununi
    nununi 2006/01/12
  • 斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

    梅田望夫さんのブログで、「ブログにとっての快適なアクセス数は、500-3,000PV/日じゃないか」、というコメントが書かれていた。 「500-3,000PV/日あたりが、Blogを書いていて、けっこう楽しいいいゾーンなんじゃないかな、と思ったりする。そのくらいだと、読みたいと意図して訪ねてくれる人がほとんどで、それ以上になると、背景を知らずに何かの拍子に飛び込んでくる感じの人が増えてくる」〜ブログのPage Viewについて(梅田望夫さんのブログ) 激しく同意。 僕も「500-3,000PV/日」という数字は納得感がある。 もう少し絞ると「1,000-2,000PV/日」くらいが、「現在の僕」にとっての快適ゾーンだ。 アクセスが3,000PV/日を超えると、ノイズが目立ちはじめる。 5,000PV/日を超えると、変なメールが届いたり、2ちゃんねるに晒されはじめる。 7,000PV/日を超

    nununi
    nununi 2005/04/25
  • 斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

    nununi
    nununi 2005/04/14
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