静嘉堂文庫美術館が展示ギャラリーの移転を発表。2022年に丸の内の明治生命館内へ東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館が展示ギャラリーの移転を発表。2022年に東京・丸の内の明治生命館1階に場所を移す。 静嘉堂文庫美術館 公益財団法人静嘉堂が運営する東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館が、2022年の展示ギャラリー移転を発表した。移転場所は、東京・丸の内の明治生命館1階。明治生命館は1934年に竣工し、昭和の建築物としては初の重要文化財となった歴史的建造物だ。 移転する施設は美術館の展示ギャラリーのみとし、美術品の保管管理・研究閲覧業務と、静嘉堂文庫(書庫)や敷地・庭園の管理業務は、引き続き現在の場所で継続していくという。 静嘉堂は1892年、三菱の二代目と三代目の社長である、岩﨑彌之助と岩﨑小彌太の父子によって設立。1977年より静嘉堂文庫展示館で美術品の一般公開を開始し、92年には現在の静嘉堂文庫美