【ワシントン=大越匡洋】米ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は8日の講演で、米国債などの資産を購入する量的緩和の縮小開始について「経済が予想通りに改善を続けるなら、年内に資産購入のペースを下げ始めることが適切だろう」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の見解と歩調を合わせた。物価上昇率の加速に関し「インフレ目標の実現へ実質的な進展があったことは明ら
新型コロナウイルスの影響で債務の返済や利払いをできない企業が世界で増えている。2020年に社債の債務不履行(デフォルト)に陥った企業は足元で223社と前年の2倍に上る。金利が歴史的低水準にもかかわらず債務不履行が増えているのは、過剰債務企業がここ数年、世界で増殖しているためだ。市場がこうした企業への懸念を強め社債利回りが上昇すれば、倒産が増えて経済の波乱の芽となる可能性もある。山西省系の国有企
銀行の貸出金利が急低下している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済収縮で、借り入れに距離をおいてきた優良企業が融資に殺到したためだ。融資の伸び率は過去最高になるなど「量」は増えたが、金利は過去最低水準に沈む。優良企業でもコロナで事業環境は厳しくなっている。銀行は融資のリスク点検に軸足を移しつつある。「トヨタ自動車向けの金利は年0.1%台だったようだ」――。あるメガバンク関係者はこう話す。ト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く