Symfonyではdev(開発用)環境とprod(製品用)環境を使い分けて効率的に開発ができるようになっています。dev環境を使うと動作は遅いがログが詳細に記録され、開発段階では頻繁に変更を行う設定ファイルのキャッシュを行いません。これに対して、prod環境ではログは最小限になり設定ファイルのキャッシュを行う事で最大の実行速度を確保できるようになっています。このように環境を分けて開発できるのはプログラムの振る舞い自体はdevおよびprodで変わらない事が前提です。ところが、dev環境で開発後prod環境を試すと稀にそれまで動作していたプログラムが動かなくなってしまう事があります。今回は、そのようなケースの原因と対処方法を3点紹介します。 キャッシュクリアしていない autoloadされるべきクラスがロードされなかったり設定ファイルの内容が反映されてなくて正しく動作しない時はキャッシュクリア