富野由悠季監督の8年ぶりの新作『ガンダム Gのレコンギスタ』が発表されました。 レコンギスタという単語自体が歴史名詞「レコンキスタ」からの造語であることは誰から見ても明らかなのですが、その造語を作った理由について、マジメに考えた人は少ないかもしれません。 というわけで、今日の記事は『Gのレコンギスタ』がなぜ「レコンギスタ」でなければならない理由を三つの方面から解説してみたいと思います。 1、濁音法則に則る命名 ご存知のとおり、富野由悠季のロボットアニメ作品には「濁音」と「ン」が必ずつけなければならない法則があるようです。実際の「エルガイム」に「ン」がない以外、他のブレンパワードにせよ、キングゲイナーにせよ、全部この法則を守っています 。 そして、この『Gのレコンギスタ』も例に漏れず、タイトルに濁音が入っています。 なぜ濁音を入れる理由として、富野監督本人は「おもちゃ業界には濁音を入れないと
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