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ブックマーク / dargol.blog3.fc2.com (87)

  • 富野由悠季かく語りき - ひびのたわごと

    先日放送されたアニメージュTVの富野インタビュー部分をテキスト起こししてみた。 ナレーション部分のほうが多くて見難いかも知れないけど、 そこのところは富野愛でカバーしていただければ。 伝説巨神イデオン放送開始緊急企画 富野由悠季かく語りき イデオン篇 愛とロマンで人が救われるか…………だから、「愛とロマン」って言葉を簡単に惹句として使う人、僕大っ嫌いなのよ。(ナレ)富野由悠季。「鉄腕アトム」からアニメにかかわり続けてきた日テレビアニメ界を黎明期から知るアニメ監督である。独特な台詞回し、個性的なキャラクターたち、そして密に描かれた人間の業。時には「神」とも呼ばれ、熱狂的なファンに信奉されている富野由悠季。この男から今、言葉があふれ出す。 (ナレ)日のアニメ史上最もエポックメイキングな作品としてあげられる「機動戦士ガンダム」。社会のためという名目で引き起こされる戦争が、次々と個人の命を奪

    nuryouguda
    nuryouguda 2009/03/10
    人生楽しくないんだろうか・・・。ブレン後も?えー。鬱再発?えぇーっ?
  • 富野の語る哀戦士への鎮魂歌 - ひびのたわごと

    マイアニメ81年8月号の富野記事もこれでラスト。 マイアニメといいジ・アニメといい、このあたりの今はなき雑誌は案外富野分が多いのかな。 それともこの時代が富野分が多いのか。 どちらにしろこの時代のアニメ雑誌(アニメージュは持ってるから除く)には、 まだ見ぬ富野記事が眠っていそうだ。 と、いうわけでラストの記事は「哀戦士」で死んでいったキャラクターへ、 富野が送る言葉。 死んでいった哀戦士への鎮魂歌 「哀 戦士」では、たくさんの魅力あるキャラクターが死んでゆく。富野総監督によると「人の生き死に…。それとは関係なく、現実は進んでゆく。それは事実であり、事実の中で、主人公が主人公らしく生きぬけるか、生きぬけないかということこそ大問題なのだ。一般社会の中で、自分自身が主人公になり得るか?作品の末端をとらえても、やはり都合よくはいかない。ましてや、現実に生きてゆくと、もっと都合よくはいかない。それが

    nuryouguda
    nuryouguda 2009/02/18
    キャラクターが独り歩きをはじめて自己主張を持ち、生き死にを見せてくれていると
  • 富野が個人プレイだった頃 - ひびのたわごと

    もうそれこそ3年ほど前に買った雑誌の富野記事をご紹介。 以前にアニメージュ富野記事をまとめたいという記事を書いたのだが、 その前に、手に取った雑誌に富野記事があったので方針転換。 とりあえずこちらから手をつけていこうかと。 こうやってデジタル化することによって発言の仔細を検索対象にすることができて、 自分用の資料整理にもなるからね。 というわけでマイアニメ81年8月号から、 富野がアニメ業界、アニメ制作について語っている記事。 劇場版ガンダムが軌道に乗り、イデオンも映画化。 ちょうど富野が天狗になっている時期の事だけあって、 スタッフワークを重視する今とは違って、個人プレイを重視する発言も。 マイアニメライフ5 ぼくのアニメ作法 ガンダム以後に向かって― 人と人のしのぎあいから会得した僕のアニメ経験論 ―最近、『だから僕は…ガンダムへの道』を著されたわけですが、今日はそれに書かれていないお

  • ほどほどでいい哀戦士 - ひびのたわごと

    先日の記事同様にマイアニメ81年8月号から、 当時公開を控えていた哀戦士に関しての富野インタビュー。 主に劇構成について語っています。 緊急独占インタビュー 富野喜幸氏哀戦士を語る 宇宙世紀0079年のドキュメント 戦いに疲れた人々の切ない願望 TVシリーズに比べて、映画のほうは、ニュータイプというものが前面に出てきています。どういう意図からですか。 今、想定されている映画版は、もう1あるんです。それを作らせてもらったとき、ニュータイプの出はじめの話から始めていって、ニュータイプの単語の説明をしていると、2時間のフィルムでは足りない。第3部は、ニュータイプであるかないかという、現象面を描いていくことが、ドラマの中心になるはずだから、その前提になる条件を、今の段階でやっておかないといけないという、大変物理的な理由ですよね。  それと同時に、TV版のシリーズというのは、ある意味で破綻をきたし

  • ひびのたわごと 「自分の作品を客観的にみることができた……」

    先日、神保町で購入した「ジ・アニメ」81年5月号。 目をつけていたわけではなかったのだが、 店頭にて「富野喜幸」の文字を発見して迷わず購入。 今回のインタビューは劇場版ガンダム第1部の公開を迎えてのインタビュー。 他に山浦氏、安彦氏がインタビューを受けている。 機動戦士ガンダム メインスタッフは語る 第一部の製作を終えて 「自分の作品を客観的にみることができた……」 「機動戦士ガンダム」の映画化、上映といっても、僕にはまだ実感がわかないのです。もちろん、自分の作品が上映されたのは嬉しいことですが、まだまだどのような興行成績をあげるかもわからない状態です。  しかし、テレビでやってきたものが、映画の大画面でどのように映るかということが、客観的に見ることができたのは、すばらしいことでした。作り手として、テレビ・シリーズの中で、ある種の思いこみで作っていたところが、実際には予定が狂ったようになっ

  • ひびのたわごと 行ってきましたメディア芸術祭シンポジウム

    今年も東京都写真美術館で開催されたメディア芸術祭の、 「アニメーション部門受賞者シンポジウム」に行ってまいりました。 これで富野が主査を始めてから毎年通っております。 当初は整理券をとることすら出来ず、 入れないのではないのかと思いましたが、 小林さんのご尽力のおかげで今年も見ることが出来ました。 小林さんにはこの場を借りて深く感謝いたします。 さて、レポなのですが携帯からも書いたとおり、 シンジ君と富野の掛け合いが面白すぎ、 笑っている間に手が止まりほとんど書くことが出来ませんでした。 話の中で要点となろうところ、それから富野のオモシロ発言はなんとかメモできましたので、 箇条書きの形で列記したいと思います。 が その前に書いておきたいことが。 それは恵比寿駅から会場に向かっているときのこと。 スカイウォークでボーッとしていると、オイラの脇を颯爽とすり抜けていくキャップ姿の男性。 その後ろ

  • ひびのたわごと 行ってきましたメディア芸術祭シンポジウム(続き)

    なんだか眠ると細かいところを忘れてしまいそうだったので、 がんばって全部打ってしまいました。 なに張り切っちゃったんだか。 つーことで下の記事の続き。 富野とシンジ君の漫才のような掛け合いが続き、 なかなか紹介されない細田監督。 いや、あの2人の掛け合いは当に面白いから1時間それでもいいんだけどね。 ようやく紹介された細田監督は開口一番 「公開処刑の場へようこそ!今日は白いシャツが終わるまでに血の色に染まっていないか心配です。で、講評を聞くのかな?」 それに対し、 「講評を聞くのではなく、真面目に監督自ら作品の紹介をすると進行表にかいてあるからちゃんとやれ!」 場内また爆笑。 以下流れを追いながらいくつか会話をピックアップしてみる。 富野「まずお伺いしますがアニメってなんですか?」 細田「アニメとは?えっと・・・色とりどりの絵の具が散りばめられた素敵なガラス細工」 樋口「ボストンから帰ら

    nuryouguda
    nuryouguda 2007/03/04
    風俗映画にしかなっていない。本来アニメは実写以上に記号的なものを使っている構造。風俗映画にするのはもったいない。