生きづらさを加速化させる「二極化」 特別視してほしいわけではない 私たち夫婦の「配慮」 発達障害について少しずつ理解が進んできました。時折、当事者への「配慮」が話題になります。SNSなどで発達障害を公表している、自閉スペクトラム症(ASD)の西出弥加(さやか)さん(33)は、「決して特別視をしてほしいわけではない」と考えています。(文・西出弥加) 生きづらさを加速化させる「二極化」 発達障害に関することがメディアでも取り上げられるようになり、一昔前よりずっとたくさんの知識が世間に知れ渡るようになりました。 広く知られた半面、話したときに「最近はやってるよね」「わざわざ言わなくても」と返答される場面も増えたように感じます。発達障害など、目に見えないあらゆる生きづらさに関しての理解が浸透するまでに、まだまだ時間はかかりそうです。目に見えるものと見えないものだと、伝わるまでの速さが大きく違うよう
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