中高年の女性で内くるぶしの腫れや痛みがある場合、その多くには「後脛骨筋機能不全」が原因となっています。 後脛骨筋機能不全 とはその名の通り後脛骨筋が働きにくくなっている状態で、写真のように足が傾きます。そうなることにより様々な症状を引き起こします。 後脛骨筋腱は足を支える大切な筋肉・腱で、ふくらはぎから足首の内側を通り、足の骨の中央部につながっています。そして、土踏まず、つまり足裏のアーチの形状を保ち、歩く時につま先で地面を蹴る力を出します。 内くるぶしの軽い痛みや違和感など初期症状だけであれば、しっかりとした休養や運動後のアイシングなどで症状を緩和させることはできます。 しかし、我慢できる痛みだからこそ負担を更に蓄積させてしまい、他の症状も併発していきます。 後脛骨筋機能不全のチェック 両膝が正面を向いた状態で、裸足で立ってみましょう。足のうちくるぶしに診察券などを当ててみましょう。 内