ユニテ・ダビタシオン(仏:Unité d'Habitation)は、建築家ル・コルビュジエが設計した一連の集合住宅。Unité d'Habitationは、フランス語で「住居の統一体」と「住居の単位」の二重の意味を有する。フランスではCité radieuse(輝く都市)の名でも知られ、日本では「ユニテ」とも略される。マルセイユのユニテ・ダビタシオンは、世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産となっている。 ユニテ・ダビタシオンの住戸ユニット三層のメゾネット構造で中階から出入りする 輝く都市に代表されるル・コルビュジエの都市計画案を、集合住宅として垂直方向に実現したともいえる建築作品である。1階はピロティとされるとともに、屋上には屋上庭園が設けられている。全体はモデュロールに基づいて設計されており、側面の開口にはブリーズ・ソレイユ(日除け)が設けられ日