ポ村の秋の夕暮れ時… ガサゴソガサ。 にゃこさんが何やら、一生懸命荷物を詰めています。 どうやらにゃこさん用の、おやつのようです。 「月見?月見なんてにゃこ知ってんの?」 「知ってるにゃよ。 にゃこさん、もちろん知ってるにゃ!」 「どこで見るの?」 「ねこ森町にゃよ。 こないだお友だちになったみんなでお月見にゃ」 「隣町の?いいけど… あんまり遅くならないようにね。食べ過ぎ注意だよ!」 「にゃっ!」 お出掛けの準備完了したにゃこさんは、さっそくねこ森町に向かいます。 お月見会場に向け、走る走るっ。 にゃんバスに乗って… 宇宙井戸のあるところ。 にゃこさんは初めてのお月見。 ホントはお月見が何なのか、あんまり理解していないにゃこさんですが、ねこのお友だちとまた会えるのが楽しみなのです。 「ええと…どっちにゃろか?」 ひとりでねこ森町に来たにゃこさん。 今回はダイちゃんに頼らず、地図を見て向か