ぱんつのゴム職人の朝は早い。 今日も今日とて、ぱんつのゴムを伸ばしたり縮めたり。 ピンクのゴム紐に手をひっ掛けてその伸びしろをコンマ1ミリ単位で見極める。まさに職人ならでわの観察眼であろう。 そんなわけはありませんね。だってねこだもの。 これはぱんつのゴム紐にO次郎の大好きな竹の耳かきをくくり付けた物です。 この耳かきは机の上のペン立てに入れてあるのですが、何故かO次郎はこの耳かきの噛み心地が気に入っていて、夜中にこっそりとペン立てから器用に抜き取って遊ぶのです。朝見てみるとよくこの耳かきが床の上に落ちています。 さっきから、ぱんつのゴムから耳かきを外そうとしています。 ていっ。 あらあら。おててとあんよを器用に使って、ゴム紐をくちにくわえた耳かきから外しちゃいましたよ。なんという執念でしょう。 戦利品の耳かきをがじがじと思うさまに噛んでおりますよ。 がじがじがじがじ。 それでわ第2ラウン