CSS3の新単位「rem」で文字サイズを分かりやすく指定(2ページ目)単位emや%を使って相対的に文字サイズを指定すると、複数のボックスを経由した先などでの表示サイズが把握しにくいことがあります。CSS3の新単位「rem」を使えば、常にルート要素の文字サイズが基準になるため、文字サイズを分かりやすく指定できます。 CSS3で新しく追加された単位「rem」は、ルート要素の文字サイズを基準にして、文字サイズを指定できる単位です。 「ルート要素」とは、ソースの最も上位(基底)の要素のことで、HTMLでは「html要素」が該当します。右図のようにp要素を基準に考えると、div要素が「親要素」で、html要素が「ルート要素」です。 ※ルート要素は、「body要素」ではありませんので注意して下さい。 この単位「rem」の記述方法は、従来からある単位「em」と同じです。基準となる要素が異なるだけです。