読書猿『独学大全』14刷26万部、『文章大全』執筆中 @kurubushi_rm 『公共図書館の冒険』(みすず書房)です。ようやく登場した、カウンターの外にいる私達のための図書館史です。 書評を書きたいと思って書き出したのですが、収集がつかなくなってまだ途上のままです。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/kurubushi_rm?u… pic.twitter.com/fQEcBJ1YJZ 2018-12-15 08:06:36
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口福三昧(1) ■【オススメ】薀蓄たっぷり、読み応えあり。 著者の本なので飲食薀蓄漫画だが、 本作はストーリーはないエッセイもの。 26話収録でネタはたっぷり。 漫画は3ページ。 お店に行ったり自分で作ったりとバリエーションあり。 さらに文字でこぼれ話がありレシピがあり、 という、食に関する本として結構なボリューム感。 『おとなの週末 』連載の内容ということに 買って読み始めてから気がついた。毎月読んでます・・・。 でもこうやってまとまると保存に便利。 漫画としてどうこうというものではないけれども、 その辺においておいてひょいと読むのに最適。 そうか、そういや堀井憲一郎 氏は、著者の後輩なのか、 という発見もあり。 【データ】 ラズウェル細木 (らずうぇるほそき) 口福三昧 (こうふくざんまい) 【初出情報】おとなの週末 2010年5月号〜2012年6月号 【発行元/発売元】講談社 【レー
自分のことを好きになれない人必読!! — 人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと by 金光サリィ [書評] 自分を縛っているのは自分? 僕自身にも経験があるので分かるのだが、僕らはなかなか自分の生きたいように生きることができない。 でも、実はその選択は自分自身で決断しているものなのだと言ったら残酷だろうか。 もちろん突然の事故や重い病気など、自分ではどうしようもないケースがあることは承知している。当然そういうケースは除いてだ。 たとえば僕自身の場合、20代後半で会社を退職して作家・ライターになりたいと思った時期があった。 でも、当時付き合っていた女性から猛反対され断念した経緯があった。 僕は、僕自身が「やはりサラリーマンとして働き続けよう」と決断したにもかかわらず、心の中で「反対されたせいでできなかった」という、しこりを残してしまった。 同じようなケースは他にも
魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫) 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/06/08メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 317回この商品を含むブログ (64件) を見るとりあえず文章がこなれてます。目新しい表現とかそゆのじゃありませんが僕は別にそんなの気にしないのでお話が面白ければいいんじゃないかと思いますが普通に面白いです。 素朴に言ってリリカルなのはとかマドカマギカとかが流行してるのでその路線で、という企画ものになるんでしょうが、なかなかどうして良い線をいってるというのは、あのへんが内容的に先走っちゃって取りこぼしてるものを、この小説がきちんと拾ってくれてるな、と思うからです。 現状のオタク業界の魔法少女ものって、「魔法少女」が「戦闘少女」とイコールにいつの間にかなってるんですが、実を言ってしまうとその文脈的な接続が非常に曖
この本、むちゃくちゃおもしろいです。文字通り一気読みでした。 『なんでコンテンツにカネを払うのさ? デジタル時代のぼくらの著作権入門』 話題の電子書籍の自炊から話がはじまりますが、本だけでなく、テレビ、アニメ、音楽、映画、ゲーム、ライブ、そしてウェブなどもふくめたあらゆる創作物=コンテンツが対象となっています。 著作権というあまりセクシーではないテーマなのにもかかわらず、なぜか異常におもしろいのが本書のすごいところです。こんなにおもしろくなるのは、岡田斗司夫さんの非凡な発想と、それを受け止める福井健策弁護士のたしかな知識・見識によるものでしょう。 たとえば、現行の法律では家族のなかでのコピーは合法なんですが、岡田斗司夫さんはこう言います。 「養子を1万人くらいとっても大丈夫なのでしょうか?」 それに対して福井さんは 「それは著作権に対するインパクトでなくて、社会に対するインパクトがすごいで
書評は当ブログのメインのコンテンツとなっています。毎日ブログを更新する(平日のみ)と決めている私にとって、書評は計算できるコンテンツです。一冊読めれば、確実に一記事を更新できるからです。 書評にはコツがあります。私が書く書評が面白いかの判断は皆さんに任せるとして、もし当ブログのような書評を書きたい方は、これからご紹介するポイントを抑えておけば、誰でも書評が書けるはずです。 Tagged! / laszlo-photo 1.「自分が主役」を強く意識する 本のあらすじを順番に書いて、その都度「私もそう思いました」「共感しました」のような平凡なコメントを付けていく書評が多いです。このパターンの書評は「本」の内容が主役になってしまい、凡庸な文章になりがちです。絶対にこういう書評は書かないことです。 個性というのは、ある種の「無理」や「歪み」だと思います。無理や歪みが一切ない整然たるものというのは、
日常生活の中で、ただ本を読みっぱなしにするのはもったいないと思うことは無いでしょうか?本を読んだ感想や要約を、書評ブログにまとめてアウトプットすることは、その書籍に対する理解度を格段に深めてくれます。本エントリーでは、書評ブログを書くのに便利なツールを紹介します。 ブログを開設する まずは、ブログを開設することが必要です。このブログは、「はてなダイアリー」という名前のサービスです。ブログ自体は種類も豊富ですので、デザインや操作方法など自分に合ったブログを使っていきましょう。 はてなダイアリー 本そのもの ブログを開設したらいよいよ本を読んでいきます。図書館で、本を借りてエントリーを書く方もいらっしゃいますが、私は基本的に本を買います。その理由としては、書き込みがしやすいためです。また、良書はぜひとも手元に置いておきたいものです。 マーカー 本を読む段階で、私はマーカーで線を引いていきます。
2008年12月25日09:30 カテゴリ書評/画評/品評Logos 名文より明快文 - 書評 - 非論理的な人のための論理的文章の書き方入門 ディスカヴァー社より献本御礼。 非論理的な人のための 論理的文章の書き方入門 飯間浩明 問題: あなたはこの本を読むべきか? 結論: 読むべきである 理由: 非論理的なあなたは、本書さえ一読すれば論理的な文章の作り方を会得できるから。 論理的だと思っているあなたは、本書を読めばまだまだ改善の余地があることを実感できるから。 本書「非論理的な人のための 論理的文章の書き方入門」は、三省堂国語辞典の編集委員もつとめる著者が、論理的な文章の書き方を、まさにその方法に則って書き下ろした一冊。 目次 - Discover: ショッピングカートより 第1章 伝えたい考えは「クイズ文」で書く LESSON 1 言いたいことは伝わっているか LESSON 2 クイ
文系理系は無関係、学生は全員読め。もう一度いう、学生は必ず読め。 「上から目線」だの「えらそう」だの批判上等(ご指摘の通りだから)。その上で重ねて言う、必ず読め。かくいうわたしは、そう言ってくれる先達がいなかった。ゼミ発表やビジネス文書で「揉まれて」身に着けた我流の技術なので、心もとないことおびただしい。 今では論文・レポートの作成技術に関する本は沢山あるが、コンパクトな新書にここまで丁寧+徹底して「学生のレポート」に特化したものはない。「東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊」の第8位で、この手のランキングに必ず本書が入っているところに、センセ方の苦労がしのばれる。 もちろん、ライティングの手ほどきを受けている方なら、「あたりまえ」のことばかり。しかし、その「あたりまえ」がないことでどれだけコミュニケーション・ロスが発生しているかゾッとさせられる。 たとえば、「事実と
天才数学者が犯罪者を追い詰める。 アメリカのドラマ「NUMB3RS」の話だけれど、実際の事件をベースにしている。科学捜査官ならぬ数学捜査官。そのエピソードを糸口にして、元ネタとなっている様々な数学概念を解説するのが本書。サスペンスのドキドキ感と数学のエウレカ!を楽しみながら読む。 まず、ロサンゼルスの連続殺人鬼。若い女を次々と強姦殺人した現場が、街路図に×印で記されている。捜査は行き詰っており、手がかりはない。次はどこで、誰なのか――? この事件を解決する数学の発想がスゴい。わたしなら、「×群の真ん中あたり」しか思いつかないが、この天才数学者は試行錯誤の結果、次の数式を書く。 もちろんわたしにゃチンプンカンプンだった――が、本書ではその肝を解説してくれるので安心して(そしてわたしに訊かないように!)。 これは、連続殺人犯の自宅を絞り込むための式だそうな。犯人は尻尾をつかませないよう、ランダ
研修資料の余白に:『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である (2008/06/16, 17 日に 注 等細かい加筆, 22日にコメントなど加筆。) 山形浩生 要約:松尾『はだかの王様の経済学』は、解説されている疎外論がひがみ屋の責任転嫁論でしかないうえ、それを根拠づける「本来の姿」だの「実感」だのがあまりに恣意的で確認しようがなく、まったく使えない。そして「みんなで決め」ればすべてうまく行くというお花畑な発想は悪質なニュースピークによる詐欺であるばかりか、最後にはポル・ポトまがいの抑圧思想に直結していて戦慄させられる。 目次 序 「設備投資」は「コントロールできない」か? 疎外とはひがみ屋の天国である。 「本来の姿」ってだれが決めるの? 市場を超える「話し合い」って? 「みんな」で決めればだれも不満はない? おわりに 本稿への反応など 蛇足コメント 1. 序 松尾筺『はだかの王様の経済
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