1.子供を産む人の思考 2.親=殺人者 3.三段論法 4.未必の故意 5.幸せとは 6.わるいのはだあれ? 7.願い 兄が以前、自殺した — 「生きていたんだよな」した。 — 遺書には 「生まれてきたくなかった」 と、書いてあった。 — 彼は発達障害者で、 小学生のときに虐められて以来、 引きこもっていた。 — 10年以上引きこもっていた。 — 友達と旅行に出かけることもなければ、 彼女を作ったり、 女性と手をつなぐことすらなかったろう。 彼の人生には苦しみ以外なかったと思う。 — しかし、 彼の葬式で母は言った。 「きっと楽しいこともあったでしょう」 と。 — これが 「子供を産む人」の思考か、と思った。 母が「楽しいこともあったでしょう」 と思うように、 「いいや、楽しいことはなかった」 という私の想像も、 想像にしかすぎないのだが、 — それでも 「彼の人生に楽しいことはなかった」
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