中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が、日本政府に対し、製品のプログラムの設計図に当たるソースコードを公開した上で、独自に検証してもらう仕組みを提案していることが3日分かった。安全保障上の懸念を払拭するのが目的。政府関係者が明らかにした。 米トランプ政権が同社への禁輸措置を強める中、日本政府による独自検証を認めることで、通信機器の市場で事実上、排除されている現状を打開する狙いがあるとみられる。 日本政府側は、現時点で「ファーウェイのソースコードを検証する立場にはない」としている。 同社はこれまで英国とカナダに対してソースコードを公開している。