Capistranoはバージョン3から汎用的なデプロイフレームワークになりました。タスクのフックを利用することで簡単に自分のアプリケーション環境に特化したデプロイプロセスを記述することができます。 本稿では、この汎用化されたデプロイ機能の使い方に焦点を絞って解説したいと思います。より基本的なCapistrano3の解説は 入門 Capistrano 3 ~ 全ての手作業を生まれる前に消し去りたい | GREE Engineers' Blog がよくまとまっているので、そちらを参考にしてください。この参考記事では "5. Capistranoデフォルトタスクの消去" でCapistranoの新規導入時のコストを下げる目的で、このフレームワーク機能を消去しています。本稿はこのフレームワーク機能の使い方を解説するものです。 deployとframeworkの2つの抽象度が用意されている Capi