群馬県警伊勢崎署は1日、伊勢崎市の派遣社員の男性(68)が、大手製薬会社の社員らをかたる男から株取引に関するうその電話を受け、1億93万7190円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。県警が今年認知した特殊詐欺の被害で最高額だという。 同署によると、男性方に3月20日から5月13日の間、金融機関の職員や警察官らを装った男から「大手製薬会社の株購入の権利があるが、別の人に譲っていいか」「株購入の権利を譲ることがインサイダー取引に該当する。やっていないと証明するため、口座に金を移す必要がある」などとうその電話があった。男性は4月24日から5月13日までの間、計11回にわたり、インターネットバンキング経由や仮想通貨購入費用として現金を送金し、だまし取られた。 「インサイダー取引をしていないと証明されれば返金される」と伝えられていたが、返金がないのを不審に思い、男に7月31日に連
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