「避難所でもお湯が何度も使えた」断水が続く能登に強い味方「水を98%再利用できるシャワー」 被災者が自ら運用、新しい支援の形に AIの教育活用に踏み出すシンガポール…世界トップ級の学力、生き残りに懸ける カメラで児童の動きを検出、中国技術の台頭がもたらすものは「監視」か「安全」か
政府は高校無償化の対象から朝鮮学校を外すことを決めた。 下村博文文部科学相は、北朝鮮による拉致問題に進展がなく、教育内容などに在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の影響が及んでいるとし、国民の理解が得られないと説明した。 外交上の問題が教育に持ち込まれたことに疑問を抱かざるを得ない。教育行政の政治的中立性を文科相自ら守らない行為ではないか。 学校のあり方を問題視するのも筋違いといえよう。支援の対象は生徒個人であり、学校ではないからだ。 いかなる学校であっても選ぶ権利が子どもにはある。思想信条のいかんで差別的に扱われるべきでないのは憲法の要請するところだ。子どもの学びを社会全体で支えるという制度の理念に照らしても道理に合わない。 文科省は近く省令を改める方針だ。適用の対象が狭められ、朝鮮学校が除外される。それはとりもなおさず、現行の制度では除外の理由が見当たらない表れではないか。 法
大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将だった2年男子生徒=当時(17)=が体罰後に自殺した問題を契機に、各地で教員による体罰が次々と表面化している。スポーツ指導上の体罰が目立つ一方、生活指導上の事例もあり、教育委員会の関係者らは膨大な数の報告に頭を痛める。ただ、生活指導では他の生徒に危害を加えようとする生徒を制するようなケースもあり、スポーツ指導の体罰に厳格な橋下徹大阪市長ですら、生活指導は一線を画して「何が許されて何がだめなのかは分からない」と頭を悩ませている。全国で事例続々 「スポーツ指導において(生徒が)悪いことをやったわけじゃないのに手をあげるのは、体罰じゃなくて暴力だ」。橋下市長は、スポーツ指導での体罰は「意味がない」と強調する。桜宮高の問題発覚直後には「あっちゃいけないけどあり得る」と発言したが、自殺生徒の遺族との面会後、「自分の考えが間違っていた」と方針を転換させた。
大津市立中学校におけるいじめに関する第三者調査委員会がまとめた報告書では、大手メディアの取材・報道のありかたについて、厳しい批判がされています。 報告書は「本件事案に関する報道合戦は異常でセンセーショナルなものであった」と強調。生徒にたいし、金銭をちらつかせて情報を得ようとした▽通学途中の激しい取材▽自宅への押しかけ取材▽加害少年の報道――などの例をあげています。その現象はインターネットに波及し、加害少年たちと家族が地域内で生活できなくなったほか、いじめ行為をしたと認められなかった生徒や家族まで、平穏な社会生活を奪われる事態になった、と指摘しています。 また、調査委員会が「調査活動への妨害的報道」としたのが読売新聞の2012年12月23日付の「自殺といじめ因果関係明示へ」という朝刊記事でした。 加害をしたとされる生徒および保護者が委員会の設立趣旨、中立、公正な調査姿勢に理解を示し、聴き取り
昨年暮れの総選挙時に、日本共産党は「アメリカ いいなり もうやめよう」という何とも腑(ふ)に落ちない標語をポスターに掲げていた。日本がアメリカの言いなりになっているとの認識に立ち、それが駄目だと言うのであれば、その元凶とも言うべきアメリカ製の日本国憲法にも異議を唱えなければ筋が通らない。しかし日本共産党は、憲法改正に反対する「護憲」の政党なのである。 日本国憲法は、被占領下で日本の主権が著しく制限されていたときに、戦勝国アメリカが日本の骨抜きを謀(はか)って押しつけたものだ。日本はこの憲法をありがたく押し頂くことを余儀なくされ、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」するという虚構をあてがわれて、普通の国なら当たり前の軍隊さえ持てない国に貶(おとし)められた。半ば不自然な憲法解釈によって認知されてはいるものの、自衛隊は、専守防衛のタガをはめられた似非(えせ)軍隊であり、軍隊本来の防衛行動は
神奈川県小田原市教育委員会は2日、市立中学の50代の男性教諭が生徒から「死ね」「ハゲ」などと暴言を吐かれたことをきっかけに2年生の男子生徒16人を平手打ちする体罰があったと発表した。教諭は生徒や保護者に謝罪、当分の間は教壇に立たないという。 市教委によると、1日午後の数学の授業に男子生徒らが遅れてきたため、教諭は「早く入れ」と促したが、複数の男子生徒が「うるせえ」「ばか」などと言い、笑い声も起きた。教諭は発言した生徒を問いただしたが名乗り出ないため、男子生徒16人全員を廊下に正座させた。再度、ただしたが名乗り出る生徒はなく、教諭は「卑怯(ひきょう)じゃないか」と、16人全員を平手打ちしたという。 授業の後、教諭が自ら校長に報告した。「体罰がこれだけ報道されているのに申し訳ない」と反省しているという。教諭はこれまでも生徒から「ハゲ」などと言われることがあり、「差別はいけない。言ったことの
柔道女子日本代表への暴力で選手から告発され、記者会見する園田隆二監督(右端)=31日午後、東京都文京区の講道館 集団告発という異例の手法でトップ選手が指導者に「ノー」を突きつけた今回の問題は、指導方法のあり方だけでなく、代表チームを指導する人材の育成に暗い影を落としかねない。 代表監督の経験を持つある競技団体の指導者は、選手の声が強まる昨今の風潮に「暴力は論外だが、選手のわがままが通り放題だと選手強化が成り立たなくなる」と懸念する。 プロスポーツと異なり、アマチュアで代表監督を生業とする指導者はほとんどいない。多くは公務員や会社員、大学教員などの肩書を持ち、本職にかかわる時間を削りながらトップアスリートを鍛えているのが実情だ。 「指導」と「暴力」の境界線はあいまいで、柔道以外でも同種の事案が再発する恐れは少なくない。「代表監督は割に合わない“仕事”というのが今回の正直な印象。このままでは代
金大中元大統領の記念図書館でスピーチし、終了後に記念品を手にするアウン・サン・スー・チー氏=1日、ソウル(AP) 聯合ニュースによると、韓国訪問中のミャンマーの最大野党国民民主連盟(NLD)党首、アウン・サン・スー・チー氏は1日、太平洋戦争をめぐる日本の歴史問題に絡み「過ちは誰でもあるが、過ちを認めることをためらうことこそが本当の過ちだ」と述べ、日本の姿勢を批判した。 ソウルで面会した宋永吉・仁川市長が「ドイツと違い日本は従軍慰安婦問題などを認めない。関心を持ってほしい」と述べたのに応じた。 スー・チー氏はまた、ミャンマー独立の英雄、父アウン・サン将軍が生前「日本人の個人を憎んではいけない。誰でも長所と短所があるから短所を理由に憎むのはだめだ」と話していたとも述べた。アウン・サン将軍は第2次大戦中に旧日本軍の軍事訓練を受けたが、後に独立のため日本軍と戦った。(共同)
そろそろ体罰問題から離れてオリンピックの招致活動について触れようと思っていたのですが、またしても大騒動が勃発してしまいました。柔道の問題です。ここまで騒ぎが大きくなってしまうと、触れないわけにはいかんでしょ。 改めて言うまでもないことですが、大前提として、わたしはスポーツに於ける体罰に反対です。ていうか、スポーツに罰を持ち込むという発想自体が間違っていると思ってもいます。 じゃ、なぜ反対なのか。 体罰くらってサッカーが、バスケットが、ゴルフがうまくなるとは思わないから──突き詰めると、この一点に尽きるわけです。 では、うまくなるのなら体罰はあっていいのか。 わたしの答はイエス、です。 殴られることが、罵られることが、自分の技量であったりチーム力の向上に確実につながるというのであれば、どうぞ殴ってください、罵ってください。勝ちたくて、強くなりたくてどうしようもない自分にさらなる力を与えてくれ
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