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ブックマーク / ta26.hatenablog.com (10)

  • 杉田水脈議員の発言問題から見えてくる日本の分断と困難な未来 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 燎原の火の如く広がる批判 自民党の杉田水脈衆院議員による『新潮45』への寄稿文「『LGBT』支援の度が過ぎる」が多くの批判を集めている問題で、私も言いたいことは山ほどあるので、すぐに何か書いておこうと思ったのだが、少し自制して、どのような意見が出てくるかまずできるだけ見てみることから始めようと考え直した。というのも、この発言を巡る反応が『批判と擁護の複雑な諸相』となるであろうことはあらかじめ予想できたし、その『諸相』は来るべき近未来に、社会を大きく揺りうごかす問題への対応能力をはかる指標となると考えたからだ。また、それが私が最近非常に気にしている問題について述べるきっかけになるようにも思えた。 件は、先ず、名指しされた形の『LGBT』の怒りが燃え上がり、早速に大規模(5,000人!)なデモ隊となって、自民党部前に押し寄せた。加えて、寄稿文を読むと、子供を産んで国家に貢献できるかどう

    杉田水脈議員の発言問題から見えてくる日本の分断と困難な未来 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    oakrw
    oakrw 2018/08/04
    "一回限りの生を最大限生き切ることを(今この時を生きる、現在を楽しむ)こと、自分であれ他者であれ、人間や人間の生を手段化するようなことは一切排除すること、多様性を認めること"
  • 教養のない実務家が跋扈する時代を終わらせるべき時 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ 暴力志向は日人の国民性? 前回、日大アメフト事件に言及するにあたり、これが主として今だに残存する『昭和的価値/意識』に起因する問題であることを指摘しておいた。ここでは、昭和といっても、戦後の高度成長期以降の後期~末期の昭和を想定していた。では、その『昭和的価値/意識』は一過性で、ある時期に特徴的なものなのなのかと言えば、そうではない。少なくとも、先の戦争(太平洋戦争/日中戦争)における帝國陸海軍には、いたるところに同様の類型を見つけることができる。そのあたりの事情は、経営学者の野中郁次郎氏らの共著である『失敗の質―日軍の組織論的研究』*1 や評論家の山七平氏の一連の著作に非常にわかりやすくまとめてあるので、是非ご自分であたってみていただきたいし、私のブログでも何度となく取り上げてきたトピックでもあるから興味があれば読んでみて欲しい。 実のところこれは今では比較的よく知られた論点

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    oakrw 2018/06/07
  • 日本人の国民性の危うい部分を知るべき時が来ているかもしれない - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■日企業の『戦略性のなさ』 日企業にいると多かれ少なかれいつも感じるのは、『戦略性のなさ』だ。おそらく今では大抵の日企業が抱える問題として認識されてきているようにも思う。日の一番の希少資源は経営者、と言われるのもこれと同根の問題と言える。 ではお前には『戦略性』があるのか、と言われれば、身もふたもないところはあるのだが、少なくともキャリアのかなり早い段階から、自分の戦略性の不足を知って試行錯誤してきたことは確かだ。自分の『戦略性』の不足を何時も念頭において、反省を繰り返して来た。そういう意味では、ソクラテスの『無知の知』ではないが、普通の日のサラリーマンよりも、自分の『無知』は知っているつもりだ。どうにかしないと、といつも思って来たし、それゆえに、企業単位でも、国家単位でも戦略性がないことにはすごく敏感になってしまう。 これは、私自身のキャリアが、海外への商品導入であったり、海外

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    oakrw 2011/06/13
  • ソーシャル・メディアは日本社会/経済の救世主になれるだろうか - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■震災後のソーシャル・メディア NECビッグローブの調査によれば震災前には一日平均約1,800万件あったTwitterにおける一日のツイート数は、震災当日に約3,300万件まで急増した後も、平均約2,200万件を超えていて、震災前の平均値の1.8倍にまで増加しているという。しかも、その増加数以上に非常に興味深いのは、ツイートの中味の方で、震災前はエンターテインメントが全体の60%(内アニメ関連が26%!)だったのが、震災後は地震や交通等が80%にも登り、ドラスティックな変化が起きていることがわかる。 巷間言われているように、Twitterに加えて、USTREAMやニコニコ動画等の中継等、情報収集ツールの多様化が一気に進んだ実態を裏付けるデータだ。またTwitterは不安定な電話回線に代わる情報交換ツールとして利用されただけでなく、被災地内での有用情報の交換等のコミュニティ的な利用も(必要に

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  • 原子力発電に関する私の意見 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■封印が解けてしまった すっかり春めいてきて緑が目に鮮やかな季節になってきた。あれほど寒かった冬の気配も消えて、今日など長袖では汗ばむほどだ。ゆっくり木々が生い茂る小道を散歩すると穏やかさが全身に染み渡る気がする。一年でも一番好きな季節の一つだ。だが、今年に限っては、つかみ所のない不安感の塊を払拭できず、心から春の陽光に身を任せられないでいる。 その原因ははっきりしている。原子力発電問題(原発問題)に自分なりの決着がつけれないでいるからだ。学生時代に初めて環境問題および原発問題に取り組んでみて、その深刻さに震撼し、動転さえしたものの、その後就職して目先の忙しさにかまけているうちに、自分でも驚くほどあっさりとこの問題を封印してしまっていた。だが、とうとう自分の心の奥底に施した封印が破られて押さえつけていた魔物が蘇ってしまった。よもや自分の生きているうちに再びこの魔物と対峙することがあろうとは

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  • ソーシャル・メディア新時代を生き残る条件とは - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■ソーシャル・メディアへの強い関心 今回の震災発生以降、ソーシャル・メディア、中でもTwitter、Facebook、Ustreamおよびいくつかのブログに張り付いて、できるだけ幅広く発信される情報をキャッチアップすることで、この情報空間で何が起こっているのか把握すべく取り組んできたことはすでに述べた。そして、前回、前々回とその時々の感想をブログでまとめてみると予想以上の反響があり、ここに集う人たちの関心がソーシャル・メディアに強く引きつけられていることを再認識した。 ■内容それ自体によってしか評価されない それ以降も、降り注ぐ大量の情報の中でふと感じた微妙な気づきをブログにまとめるべく構想を練っているとその最中にも他の人が自分の言いたかったことを先に文章にして表明し、次いでその意見に対してまた新たな賛否双方の意見が折り重なるようにして出て来る。もはや生半可なことでは意見表明などできないほ

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  • それでも日本人を信じたい/押し流すべき『官僚思考』 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■まだ戦後ではない 今回の震災は規模と範囲が大きすぎるため、未だに全貌が掴めているとは言えず、まったく動向がつかめていない村落等も少なくないという。そういう意味では、戦争に例えるなら、今は戦後の復興期というよりは、まだ戦争が続いているというべきだろう。ここに来て、特にその印象が強いのは、依然として予断を許さない福島原発の状況だ。情報が錯綜していて、当のところがなかなか把握しづらいが、少なくとも冷却システムが復旧して安定稼働するまでは『戦争』が終わらないことはわかる。今この瞬間も復旧作業に命がけの作業員の方々やそのご家族には、かける言葉とて無いが、とにかく頑張って欲しいとしか言いようがない。 ■極限状態であらわれる質 この戦争の比喩だが、良い意味でも悪い意味でも太平洋戦争前後の様々な出来事は、極限状態にあったその時に日人がどのように行動するのかを知るのに非常に貴重なサンプルを大量に残し

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  • 未曾有の大災害を前に自分ができる発言/発信 - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■細心の注意を! 状況の確認が進むとともに、地震による犠牲者の数がものすごい勢いで増えている。警察や自衛隊による必至の救出作業が続いているが、驚いたことにその警察にまで犠牲者が出たり行方不明者が出たりしている。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈りすると共に、必至の救出活動を続ける方々もくれぐれも細心の注意をもって活動にあたっていただきたいと思う。 ■言葉を失いそうだ 『古今未曾有』『1000年に一度』という歴史的な出来事を前に、一体何を書けばいいのか。そもそも自分に何か書けるのか。阪神大震災の頃と比較して、情報の流通量が格段にあがった今では、現場の驚くべき映像が大量に流れて来るが、どれもどんな創作的な創造力も及ばない迫真力に満ちている。言葉を失うというのは、まさにこういうことを言うのだというのを思い知って、ガンと頭を殴られたような気がする。 ■有用な発言/発信 ただ、こんなとき、他の人

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  • 日本再創造は必ず成る - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■茫然自失 東日大震災発生から10日が過ぎたが、かなり大きな規模の余震がいまだに続き、原発事故の状況はまだ予断を許さない。犠牲者数はすでに阪神淡路大震災を上回り、死者・行方不明者合計で2万人を超えている。加えて36万人以上の避難者がいて、原発事故の状況次第ではさらに大幅にこの数が増える恐れもある。あらためてこの震災のスケールの大きさに慄然とする思いだ。 震源からかなりの距離にある神奈川県にオフィスと自宅がある私の周辺も、停電や通勤の便の混乱もあって自宅待機や早退を余儀なくされ、 イベントや行事も軒並み中止となっている。私生活でもガソリンや米等の生活物資は驚くほど品薄で、夜停電したりすると何もできなくなってしまう。正直、公私ともに茫然自失状態からまだ回復できないでいる。 ■自分の役割 ただ、そんな中でも、Twitter、ブログ、Facebook、Ustreamを利用したNHK放送等を中心に

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  • ポジティブな『共感』こそ今最も大事な資源だと思う - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る

    ■驚くべき政治の茶番 普段はあまり政治の権力闘争劇にあまり興味がわかない私は、政治関連のTV番組やニュースを関心を持って見るほうではないのだが、管総理の不信任決議をめぐる騒動はさすがに気になって経緯を追ってしまった。結果はすでに巷で大量にニュースやら感想やらで溢れているから、今更コメントをする気力もおきないが、正直、かなり驚いた。現実の政治がナイーブな理想主義だけではいかんともしがたいことを認めるにやぶさかではないが、どうもそんなレベルではないらしい。いくら政治質が権力闘争で、理想はあくまで建前とはいえ、およそ政治家というからには、最低限依りどころにする旗頭というのか、世間に対して押し出していく考え方を持っているそぶりをするものだろう。そんな私の見立て自体がすでに現実味がないのか、今回の騒動には、『政権を維持したい』か『政権を奪取したい』という欲望の二項対立以外の構図をどうしても読み取

    ポジティブな『共感』こそ今最も大事な資源だと思う - 風観羽 情報空間を羽のように舞い本質を観る
    oakrw
    oakrw 2011/06/07
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