久高島北方海上で謎の渦発見 第11管区海上保安本部那覇航空基地 確認された直径約5・5キロメートルの渦=1日、久高島北方海上(第11管区海上保安本部提供) [画像を拡大] 地域 2010年9月2日 21時47分(17分前に更新) 沖縄本島南部沖合の久高島の北方海面に、直径5・5キロもの大きな渦が浮かび上がる珍しい現象を、第11管区海上保安本部がヘリコプターから撮影し、2日に写真を公開した。 同本部によると、1日午前9時半ごろ、同基地のヘリコプターで台風7号による沖縄本島周辺の被害調査をしていたところ発見。渦に大きな動きは無く、船舶などへの被害は確認されていないという。 海上保安庁海洋情報部によると、強風による流れで渦ができ、海底の堆積(たいせき)物をまきあげたと考えられるという。 第11管区海上保安本部が専門家に問い合わせたところ、琉球大学理学部の小賀百樹准教授は「台風は被害ばかりが強調さ