元タイトルは「MTSAT打ち上げを追う!」でしたが、2015年7月に気象衛星がMTSATシリーズから第三世代シリーズ(ひまわり8号)へと交代するのを機会に、タイトルを変更しました。 これまで2年あまりの間、日本の気象衛星観測を支えてきた「ゴーズ9号」が、本日(7月14日)日本時間正午をもって、日本各地への観測データの配信をひっそりと終えた。 振り返ってみれば、数奇な人生(?)であった。 ゴーズ9号とはそもそも、1995年5月23日、アメリカの気象衛星として、フロリダのケープカナベラルから打ち上げられた衛星である。ところが最初から機械の調子が悪かったため、1998年7月27日には、早くも後継衛星のゴーズ10号と交代させられてしまった。そして待っていたのは、主役にもしものことがあった場合の代役として待機するという、地味で目だたない日々。主役としてスポットライトを浴びた期間は短かった。しかし実際
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