日本茶店には歴史ある企業が多いともいわれる。 古い時代から人々の暮らしの一部に「茶」があったのだろう。 その数ある茶店の中でも、常に時代のトップを走り続けてきた茶店は京都に本店を構える「一保堂茶舗」であるという筆者の見解に異論を唱えるものはいないだろう。 300年の歴史を持ちながら、常に目新しさを感じさせる一保堂茶舗の秘密はどこにあるのか。一保堂茶舗の創業家であり専務取締役の渡辺正一氏と広報室の尾崎さんにすすむ屋茶店代表の新原が話を伺った。 新原 渡辺さん、尾崎さんこんにちは。今日はお忙しい中ありがとうございます。 尾崎 はじめまして。よろしくお願いいたします。 渡辺 ご無沙汰しております。お元気でしたか? 新原 はい。今日の僕は日本茶ファンを代表してきました!日本茶ファンの方は必ず一保堂さんのことを知ってますからね。私も当然そうでした。今でもファンですから! 渡辺 ありがとうご