ブックマーク / bijutsutecho.com (27)

  • ステファニー・クエールが粘土で動物たちをつくり続ける理由

    ステファニー・クエールが粘土で動物たちをつくり続ける理由動物をモチーフにリアルな存在感をそなえた彫刻作品を手がけるステファニー・クエール。グレートブリテン島とアイルランドに挟まれたアイリッシュ海に浮かぶマン島に生まれ、現在も同島を拠点に制作を行う彼女の「Animal Instinct」と題する個展が、東京・千駄ヶ谷のGallery 38にて6月25日まで開催されている。来日した彼女に話を聞いた。 文・撮影=中島良平 ステファニー・クエールと《Climp》(2018) 粘土は他者ともっとも通じあえる素材 ──マン島に生まれ、幼いころから豊かな自然と触れており、動物こそが私がアートを続ける理由だといった趣旨のことを以前インタビュー記事で拝読しました。まずマン島はどのような島なのか、島の環境について聞かせてください。 マン島は53km×22kmほど(編集部註:淡路島と同じぐらいの面積)のとても小

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    oboyu 2023/06/24
  • ラリックとジェームズ・タレルによるコラボレーション。限定フレグランスボトルとクリスタルライトパネルが登場

    ラリックとジェームズ・タレルによるコラボレーション。限定フレグランスボトルとクリスタルライトパネルが登場ラリックとジェームズ・タレルによる新たなコラボレーションがアートフェア「Paris+ par Art Basel」で発表された。限定のフレグランスボトルとクリスタルライトパネルは、2023年の春以降に世界各国での発売を予定している。 James Turrell & LALIQUE 左=RANGE RIDER、右=PURPLE SAGE ラリックと現代アーティスト、ジェームズ・タレル(1943〜)による新たなコラボレーションが「Paris+ par Art Basel(Art BaselによるParis+)」で発表された。限定のクリスタルライトパネルとフレグランスボトルは、2023年の春以降に世界各国での発売を予定している。 ラリックは、19世紀から20世紀に活躍したフランスを代表するガラ

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    oboyu 2022/11/28
  • 「人間」に迫るドキュメンタリーとして鎧兜をつくる。野口哲哉インタビュー

    「人間」に迫るドキュメンタリーとして鎧兜をつくる。野口哲哉インタビュー鎧と人間をテーマに立体や絵画の制作を行い、多様な文化や感情が混ざり合った作品を通じて、現代社会の構造や、人類の歴史において普遍的に受け継がれてきたものを問いかけてきた野口哲哉。鎧兜というモチーフを選択する理由や、多様な制作技法を支えるデッサン力などについてインタビューした。 聞き手・文=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 野口哲哉 ──野口さんのこれまでの作品を総覧できる展覧会「野口哲哉展 this Is not a samurai」が、高松市美術館を皮切りに、山口県立美術館、群馬県立館林美術館、刈谷市美術館と巡回しています。展示についての所感をお聞かせいただければと思います。 私自身、制作を純粋に楽しんできた結果ですし、各作品、楽しかった思い出ばかりですね。いっぽうで、できなかったこともたくさん見えてくるので、今後

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    oboyu 2022/11/14
  • Human and Animal 土に吹き込まれた命(岐阜県現代陶芸美術館)

    ベス・カヴェナー Shadow Partner 2018 Jason Jacques Gallery and the Artist蔵 Courtesy of the Jason Jacques Gallery and the Artist 岐阜県現代陶芸美術館で、土のアートの可能性を広げるアーティスト5名の展覧会「Human and Animal 土に吹き込まれた命」が開催される。 多様な素材や手法が用いられて美術作品が制作される現代、アート・デザイン・陶芸・彫刻といった芸術の諸分野の境界線は、ますます曖昧になっている。そのなかで、日、また海外でも「土」が広く造形の素材としてとらえ直され、素材としての土に、従来の陶芸分野にとどまらない幅広い表現の可能性が見出されている。 展では、人と動物という根源的なモチーフに、土素材を通じて向き合う国内外の5作家、ベス・カヴェナー(アメリカ)、スーザ

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    oboyu 2021/05/01
  • 雲谷派の花鳥図(山口県立美術館)

    山口県立美術館では、昨年、雪舟生誕600年を迎えた節目として、館蔵品特別企画「雪舟600年 vol.2『雲谷派の花鳥図』」を開催している。 水墨画を嗜み、室町時代に活動した禅僧・雪舟。江戸時代の防長地方(現在の山口県)では、萩藩御用絵師という立場で「雪舟流」を継承した雲谷派の画家たちがいた。 雲谷派は雪舟流の正系にあたる画派。山口にとどまらず西日を中心に幅広く活躍した。 展では、「花鳥画」をテーマに、京都をはじめ、江戸時代初期画壇の第一線で活躍した雲谷等益(うんこく・とうえき)ほか5名の画家の作品を展示。雪舟流を継承しながらも、各々の時代の趣味を取り入れ、その画風を展開させた雲谷派の魅力を紹介する。

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    oboyu 2021/01/14
  • 「村上春樹ライブラリー」が早稲田大学内に10月に開館へ。建築設計は隈研吾

    「村上春樹ライブラリー」が早稲田大学内に10月に開館へ。建築設計は隈研吾早稲田大学は2021年10月、早稲田キャンパス内に早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」を開館させる。建築の設計は隈研吾が手がける。 早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)内観 提供=隈研吾建築都市設計事務所 2021年10月、他に類を見ない文学館が早稲田大学の早稲田キャンパス内に誕生する。 早稲田大学国際文学館「村上春樹ライブラリー」は、同校の校友である村上春樹が寄託・寄贈した小説作品の直筆原稿、執筆関係資料、書簡、インタビュー記事、作品の書評海外で翻訳された書籍、蒐集した数万枚のレコード等を保管・公開する施設。組織自体は2019年6月に設立されており、来秋の開館に向けて準備が進められている。世界中の村上文学の愛好者や国際文学の研究者たちにとって、新たな「村上春樹文学」「国際文学」「翻訳文学」の研究だけ

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    oboyu 2021/01/08
  • 根津美術館は今年で財団創立80周年。同館所蔵の国宝・重要文化財を一望する展覧会が開催

    根津美術館は今年で財団創立80周年。同館所蔵の国宝・重要文化財を一望する展覧会が開催国宝7件、重要文化財88件を含む、日と東洋の古美術約7400件を所蔵する東京・南青山の根津美術館。今年は、同館の財団創立80周年と、現在の文化財保護法が制定されてから70年目にあたる節目の年。加えて、初代・根津嘉一郎の生誕160年でもあることを記念して、特別展「根津美術館の国宝・重要文化財」が開催される。会期は11月14日~12月20日。 国宝 燕子花図屏風(右隻) 尾形光琳 日・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵 展示期間=12月1日〜13日 東武鉄道の社長などを務めた実業家・初代 根津嘉一郎(1860~1940)が蒐集した日と東洋の古美術約7400件を有する東京・南青山の根津美術館。同館は、1941年の開館以来、絵画や書蹟、彫刻、陶磁、漆工、染織、金工といった多岐にわたる作品を、毎回テーマを変えなが

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    oboyu 2020/09/21
  • クリムト、ゴッホにロスコも。GoogleのAR展覧会「The Art of Color」に注目

    クリムト、ゴッホにロスコも。GoogleのAR展覧会「The Art of Color」に注目Googleが提供しているアートに特化したアプリケーション「Google Arts & Culture」に「The Art of Color」が登場。クリムトやゴッホ、ロスコらの作品が色別に展示されている様子をARで見ることができる。 「The Art of Color」より ©GoogleGoogle Arts & Culture」とは、Googleがメトロポリタン美術館、ウフィツィ美術館、テートなど17の美術館と協力して2011年にスタートしたウェブサービス。世界各国の美術館が所蔵する名画をデータベースとして掲載しており、これまで、オンライン上の展覧会やセルフィーと名画のマッチングサービスなどをリリースしてきた。 この「Google Arts & Culture」のアプリに新登場した機能が

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    oboyu 2020/08/21
  • 東京・南青山に「ヨックモックミュージアム」が開館。ピカソのセラミック作品を展示

    東京・南青山に「ヨックモックミュージアム」が開館。ピカソのセラミック作品を展示10月25日、東京・南青山に「ヨックモックミュージアム」が開館する。同館では、ヨックモックグループが30年以上かけて収集してきた、世界有数のピカソのセラミックコレクションを展示するという。カフェなども併設する。 「ヨックモックミュージアム」外観パース 東京・南青山の「ヨックモック青山店」のほど近くに、「ヨックモックミュージアム」が誕生する。開館日は10月25日。 「ヨックモックミュージアム」ロゴ ヨックモックグループは、30年以上をかけてピカソのセラミック作品500点以上を収集。「ヨックモックミュージアム」は、このコレクションを、様々な企画展を通して紹介する美術館だ。館長は、現株式会社ヨックモックホールディングス取締役会長・藤縄利康が務める。 建物は地下1階から2階までの3層構造で、2階の展示室は中庭などからの

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    oboyu 2020/06/23
  • 絵と言葉のミュージアム「PLAY! MUSEUM」が開館。ローカルに溶け込む存在目指す

    絵と言葉のミュージアム「PLAY! MUSEUM」が開館。ローカルに溶け込む存在目指す東京・立川の昭和記念公園近くに開業した複合施設「GREEN SPRINGS」。このなかに、絵と言葉のミュージアム「PLAY! MUSEUM」が開館した。 6月10日開館の「PLAY! MUSEUM」外観 近くにある美術館の存在意義、より高く 東京・立川の駅北側、昭和記念公園の向かいに開業した巨大複合施設「GREEN SPRINGS」。このなかに、絵と言葉をコンセプトに掲げたミュージアム「PLAY! MUSEUM」が誕生した。 「PLAY! MUSEUM」は、プロデューサーをブルーシープ代表の草刈大介が、アートディレクションを菊地敦己が担当するミュージアム。作家・作品を特集する企画展と、年間を通して著名な絵作家を紹介する常設展のふたつを同時開催する施設だ。 PLAY! MUSEUM外観 約3年をかけて準備

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    oboyu 2020/06/20
  • ジュリアン・オピーの日本初公開作品も。MAHO KUBOTA GALLERYでビデオアートのグループ展「VIDEOTOPIA」が開催

    ジュリアン・オピーの日初公開作品も。MAHO KUBOTA GALLERYでビデオアートのグループ展「VIDEOTOPIA」が開催東京・神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYで、9名のアーティストが参加するビデオアートのグループ展「VIDEOTOPIA」が開催される。作品売り上げの10パーセントは「国境なき医師団」に寄付。会期は6月1日〜6月20日。 Atsushi Kagaによる「VIDEOTOPIA」のアートワーク (c)Atsushi Kaga / MAHO KUBOTA GALLERY 東京・神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYでビデオアートのグループ展「VIDEOTOPIA」が開催される。会期は6月1日〜6月20日。 展示ではギャラリーに65インチのモニターを用意し、ブライアン・アルフレッド、AKI INOMATA、小宮太郎、播磨みどり、ミヨ・スティーブンス=

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    oboyu 2020/05/26
  • ポーラ美術館も #あつまれどうぶつの森 に参戦。モネやゴッホの作品を飾ろう

    ポーラ美術館も #あつまれどうぶつの森 に参戦。モネやゴッホの作品を飾ろう箱根にあるポーラ美術館は、Nintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」のなかで作品を飾れるように、同館所蔵作品を公開した。 ポーラ美術館のウェブサイトより 新型コロナウイルスの影響で現在臨時休館中のポーラ美術館は、Nintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」のために同館所蔵作品を公開した。 今回、ポーラ美術館が公開したのは、クロード・モネの代表作のひとつである《睡蓮の池》や、フィンセント・ファン・ゴッホの《アザミの花》、ポール・セザンヌ《砂糖壺、梨とテーブルクロス》など9作品。とくにモネ《バラ色のボート》は、QRコードが6分割されており、巨大作品として飾ることができるようになっている。 モネ《バラ色のボート》 ポーラ美術館のウェブサイトより 日では三菱一号館美術館や東洋文庫ミュージアム、太田

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    oboyu 2020/05/24
  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館ウェブサイトより 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術

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    oboyu 2020/05/02
  • 世界の主要美術館・ギャラリーが実施するオンラインビューイング&バーチャルツアーまとめ

    世界の主要美術館・ギャラリーが実施するオンラインビューイング&バーチャルツアーまとめ世界各国の各美術館やギャラリーが独自に提供するオンラインビューイングやバーチャルツアーをご紹介。名作を自宅から鑑賞してみよう(稿は随時内容をアップデートしています)。 マウリッツハイス美術館のバーチャルツアーより 新型コロナウイルスの影響により、休館している美術館のオンライン観覧に注目が集まっている。その代表例がGoogle Arts & Cultureのストリートビューだが、今回はそれ以外の、世界の美術館やギャラリーが独自に提供しているオンラインビューイングやバーチャルツアーの試みを紹介する。 ルーヴル美術館 フランスのルーヴル美術館では、5のバーチャルツアーが提供されている。コースは「FROM AFAR. TRAVELLING MATERIALS AND OBJECTS」や「FOUNDING MYTH

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    oboyu 2020/04/28
  • 隈研吾展、東京国立近代美術館で7月に開催へ

    隈研吾展、東京国立近代美術館で7月に開催へ日を代表する建築家・隈研吾。その個展が、東京国立近代美術館で開催されることがわかった。会期は7月17日〜10月25日。 隈研吾 V&A Dundee 2018 (C) Hufton+Crow 国立競技場(2019年11月竣工)や高輪ゲートウェイ駅(2020年3月竣工)、ところざわサクラタウン(2020年4月竣工)などで注目を集める建築家・隈研吾。その個展が、東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催される。会期は7月17日〜10月25日。 隈研吾は1954年生まれ。東京大学大学院工学部建築学科修了後、コロンビア大学客員研究員を経て1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。隈の建築は、木や石、あるいは金属など、コンクリートに代わる素材が多用されていることで知られ、そのプロジェクトは日のみならず世界にも広がっている。 近年では、ヴィクトリア&アルバート

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    oboyu 2020/01/26
    たのしみ
  • 「ハマスホイとデンマーク絵画」展に見る、デンマーク絵画の静謐な詩情

    「ハマスホイとデンマーク絵画」展に見る、デンマーク絵画の静謐な詩情「北欧のフェルメール」と称されているデンマークを代表する画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916)。その画業と、同時代のデンマーク絵画を紹介する展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」が、1月21日に上野の東京都美術館で開幕した。展の見どころを、レポートで紹介する(展は新型コロナウイルスによる臨時休館に影響で閉幕)。 展示風景より、ヴィルヘルム・ハマスホイ《背を向けた若い女性のいる室内》(1903-04) 身近な人物の肖像、風景、そして静謐な室内をテーマにし、「北欧のフェルメール」と称されているデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916)。その日で12年ぶりの展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」が、1月21日に上野の東京都美術館で開幕した。 1997〜98年、パリのオルセー美術館とニュー

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    oboyu 2020/01/20
  • ミナペルホネンの皆川明と建築家の中村好文がディレクション。京町家宿「京の温所 西陣別邸」が10月オープンへ

    ミナペルホネンの皆川明と建築家の中村好文がディレクション。京町家宿「京の温所 西陣別邸」が10月オープンへ京町家をリノベーションした宿泊施設「京の温所 西陣別邸」が京都・西陣エリアにオープンする。ワコールが展開し、ミナペルホネン・デザイナーの皆川明と建築家の中村好文がディレクションを行うこの施設のオープン日は10月1日。 「京の温所 西陣別邸」の外観 ファッションブランド「ミナペルホネン」のデザイナー、皆川明と建築家の中村好文がディレクションした町家宿「京の温所 西陣別邸(にしじんべってい)」が10月1日にオープンする。 ワコールが展開する宿泊施設「京の温所」の5軒目となるこの宿は、市内中心部から少し離れた西陣エリアにある築約95年・2階建の邸宅をリノベーションしたもの。もとは西陣織を生業とする商家が人々をもてなすために建てた京町家が活用される。 キッチン客室 1階にはワインセラーを備えた

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    oboyu 2020/01/12
  • ジョン・ルーリー新作版画展「Printing with John」(オン・サンデーズ B1 ブックストア)

    2019年4月にワタリウム美術館での個展「Walk this way」を開催したアーティストのジョン・ルーリー。 約9年ぶりとなる日での個展では、拠点とするカリブの島での暮らしを題材とした近作のペインティングやドローイングが展示され、島に生息する動植物などを独自の感覚で描いた自由でアナーキーな表現が紹介された。 展では、ルーリーの最新の版画作品を展示・販売。繊細で謎めいた作品世界を、精密な技法で再現した全9点が並ぶ。

    ジョン・ルーリー新作版画展「Printing with John」(オン・サンデーズ B1 ブックストア)
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    oboyu 2020/01/03
  • アン・トゥルイット(TARO NASU)

    アン・トゥルイットは1921年アメリカ生まれ、ミニマリズムの彫刻家。心理学を学び、看護師として勤めた後、40年半ばより具象的な彫刻作品の制作を開始した。その後、抽象画家のアド・ラインハートやバーネット・ニューマンらの作品に触れたことをきっかけに、箱や柱を思わせる幾何学的な彫刻を手がけるようになった。 63年にニューヨークで初個展を開催。展を訪れた美術評論家クレメント・グリーンバーグのエッセイ『Recentness of Sculpture』(1967)のなかで、ミニマルアートの先駆者のひとりとして紹介され、高く評価された。 抽象的な形態と色彩の組み合わせによって、自身の記憶というテーマを表現したトゥルイット。同時代のミニマルアーティストが行った工業的な制作方法とは異なり、一貫して自らの手作業で制作を行った。 展では、トゥルイットの最初期のミニマルな彫刻作品を展示。あわせて、作家の思考と

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    oboyu 2019/12/09
  • チェコ・デザイン 100年の旅(世田谷美術館)

    ヴァーツラフ・シュパーラ、アルチェル協同組合 童話の鳥 1920 チェコ国立プラハ工芸美術館蔵 Collection of The Museum of Decorative Arts in Prague パヴェル・ヤナーク クリスタル(結晶)型小物入れ 1911 チェコ国立プラハ工芸美術館蔵 Collection of The Museum of Decorative Arts in Prague ヨーロッパのほぼ中心に位置し、古来様々な文化が交錯するチェコ共和国。ボヘミアン・グラスや「ロボット」という言葉を生んだカレル・チャッペック、『もぐらのクルテク』などのアニメーションは日でもよく知られている。 2018年、チェコスロヴァキアとして1918年に独立宣言がなされてから100年目を迎えたチェコ。展はこの節目に、アール・ヌーヴォーの旗出アルフォンス・ミュシャからチェコ・キュビスム、アー

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    oboyu 2019/11/10