憔悴先生✨90年目🏫 @mamehina012 進学高校の生徒たちがファミレスで文化祭の打ち上げやってて お揃いのクラスTシャツ着て楽しそうに食べているんよ 底辺校だとTシャツ代3000円を「分割で」と言う生徒がいたりして 彼らはきっとそんな現実は知らないまま、霞が関や一流企業に就職して、諸々搾取する側として生きていくんやろな…
もう二十年ほど前から「東大に進学するのは裕福な家庭」という報道が繰り返されている。そしてそのことを知っている人は非常に多く、今や常識。そのためか、街角インタビューでも「どうせ東大生は金持ち出身なんでしょ、だったら学費上げても構わないでしょ」という意見が。 これは恐らく「金持ちからはふんだくったらいい、ざまあみろ」という報復感情も多少手伝っているのだろう。 しかし実態は逆になる。金持ちには150万円の学費なんか痛くもかゆくもない。しかし貧困家庭ではとても支払えない金額。単に貧困家庭を大学という学歴から締め出す効果しか起きない。 これと似たことが政治でも。日本では「政治家はカネに汚い」というイメージがある。どうせ権力を利用してお金儲けしてるのだし、元々金持ちだろうから、政治家は無給にしてタダ働きさせればいい、という意見がしばしば出る。これを、金持ち政治家に一矢報いるアイディアくらいに思う人が少
最近東大で博士号を取りました。専門は数学です。 数学の道を志すと決めたのは15歳のときでした。 この時の私は生活保護受給世帯で暮らしており、他の人より多くの困難を覚悟してこの決断をしました。 そして、実際に、ここまで来るには多くの困難がありました。 ここではその困難についてと、私がそれをどう打開したのかについてを書きたいと思います。 本稿は私の経験を共有することにより、次の世代を励まし、生活保護制度や大学・大学院の問題点を明らかにすることを目指して書いています。 一方で、私の事例がこれとは逆の使われ方をすることがあります。 例えば「生活保護世帯出身でも努力すれば大学に行ける。行けない奴は努力が足りないんだ。」というような主張の根拠として使われることがあります。 このような使われ方は、私の意図するところとは全く異なります。 むしろ私は、どんなに努力してもくじ引きで当たりを引かなければ前に進め
目次: 目次: はじめに 1. 『資本とイデオロギー』の概略 1.1 .『21世紀の資本』のあらすじ: 1.2. 『資本とイデオロギー』の全体的な話 1.3. 『資本とイデオロギー』のあらすじ 第I~II部:歴史上の格差レジーム/奴隷社会&植民地 第III部:20世紀の大転換 第IV部(その1):政治的対立の次元再考——問題編 第IV部(その2):政治的対立の次元再考——対策案 (第17章) 第IV部(その3):政治的対立の次元再考——対策案 (その他随所) 2. 通読する必要はないと思う 3. タイプ別読み方 『21世紀の資本』の続きとして読みたい人、つまり経済格差とその対応を知りたい人は…… 経済格差への対応を知りたい人は…… 世界各地の格差の変動プロセスの比較に興味ある人は…… 4. 最後に はじめに このたび、ついについに難産の子、ピケティ『資本とイデオロギー』が出ました。 資本と
いつも貧困の話聞いてて思うんだけど、真面目に生きてれば貧困になんてならないじゃん 貧困は完全に自業自得だと思う 親ガチャなんかも関係ない 全部言い訳だよ 追記 ブコメ読んでるとほんと笑えるな 俺が真面目に生きてるから貧困じゃないと言ってるように聞こえるのか、あなたは真面目じゃないですもっと勉強しろみたいなこと言われてて笑う 俺は真面目じゃないけど貧困じゃないぞw だから真面目にやってる人間は貧困にならないんだよ 世の中、真面目に生きてない人間ばかりだから、真面目に生きるだけで上位に躍り出られる はーくだらなw ほんと貧困者にはお優しいですねwww 政府や資本家を叩けるからね これが弱者男性が女と付き合えないのは社会や女のせいって言ったら発言が180度変わるんだろうなぁwww 叩きたいやつを叩けるかで意見が変わる
ここ数年、「ジョブ型雇用」という言葉が急速に広まっている。 みなさんも、ニュースでよく耳にするんじゃないだろうか。 ジョブ型は各仕事に対し、適したスキルを持った人を割り振っていく。 日本のメンバーシップ型はその逆で、まず人を採用し、その後割り当てる仕事を決めていく。 メンバーシップ型を成立させていた年功序列や終身雇用といった前提が崩れたいま、世界と戦っていくためにも、日本はジョブ型に切り替えるべきだーーという主張は、少し前からのトレンドだ。 ただこのジョブ型採用、どうにも誤解されているというか、「上澄み」を基準に議論しているような気がしてしょうがない。 みなさん、ご存じだろうか。 ジョブ型における「底辺」が、どんな生き方をしているのかを。 ジョブ型=生産性&競争力が高い専門家集団? 『2040年 「仕事とキャリア」年表』という本で、ジョブ型はこのように書かれている。 メンバーシップ型雇用を
原題はHow civil wars start 「どのようにして内戦は始まるのか」。アメリカのことだけを論じているわけではない。「内戦論」である。さまざまな国におけるこれまでの内戦を統計的に分析して、どういう条件が整うと内戦が始まるのかを解説する。 これまでの世界各地の内戦を分析する箇所での筆致は学術的で抑制的である。しかし、ひとたび話題がアメリカに及ぶと、文体がいささか感情的になってくる。学術的な書き物の場合、筆者が個人的な恐怖や不安をあらわにすることはふつうしない。個人的感情を抑えて論文は書かれなければならないと大学院では教える。もちろん筆者ウォルターも大学教師だから、そういうルールは熟知しているはずである。でも、内戦の切迫が彼女の自制心を乱している。「アメリカにおける第二の南北戦争勃発の危険性に危機感を募らせるようになった」(21頁)からである。 でも、私はそのことをこの書物の瑕疵だ
高度医療にたどり着くまでのハードルが高い地方では、同じ病気を発症しても依然として諦めるしかないケースが後を絶ちません。地方で動物医療の格差に挑んできた獣医師・川西航太郎氏が、実情を解説します。 地方の動物医療の現実 大切なペットが体調を崩したとき、少しでも早く動物病院に連れていってあげることで、重大な病気であっても助かる可能性は高まります。しかし、動物病院は大都市のほうが圧倒的に多いため、地方の飼い主にとっては必ずしも利用しやすいとはいい難く、いわばペットの命の地域格差というべき問題が起きているのが現状です。 農林水産省の「令和3年飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」によると、全国のいわゆる動物病院、ペットクリニックに該当する施設数は計1万2435件ですが、上位5都府県である東京都(1816件)、神奈川県(1133件)、大阪府(829件)、埼玉県(786件)、愛知県(704件)で
動物たちを大都市の病院へ転院させることなく自院ですべての治療を完結させるという目標のもと、動物医療の地域格差に挑んできた獣医師・川西航太郎氏。動物医療の世界には人間のような紹介システムが確立されておらず、動物病院や高度医療施設は大都市に集中。何とか二次診療を行える病院が見つかったとしても、すでに具合の悪いペットをそこから何時間もかけて移動するのは現実的ではなく、治療を諦めざるを得ない飼い主が絶えません。川西氏が獣医療格差の実情を解説します。 地方の獣医師は「孤立無援」の状況 専門医は大都市でしか開設されない傾向にあり、一方、地方では総合診療医とされる医院が中心になっています。専門医がいない地方では総合診療医、つまり、何でも屋をするしかありません。動物医療機関同士の連携が十分ではない現状で、地方の総合診療医は大きな負担を抱えながら地域の動物医療に貢献し、多くの場合、いわば孤立無援の状況におか
ノーベル賞受賞経済学者のジョセフ・スティグリッツが、格差是正のために世界の超富裕層に70%の税金を課すべきだと提唱した。 スティグリッツは国際NGOオックスファムのポッドキャストで、世界で所得が最も多い層に対し、70%の特別税率を導入することは「明らかに理にかなっている」と語った。 「トップにいる人々の税率を上げれば、彼らは仕事量を少し減らすかもしれない。でもその一方で私たちは、より平等で結束力のある社会を得ることができるだろう」 現在、英国の所得税の最高税率は、年間所得15万ポンド(約2400万円)以上に対して課される45%だ。米国の場合は、年間所得53万9901ドル(約7000万円)以上に対して課される37%となっている。 スティグリッツはまた、所得の最高税率の引き上げだけでなく、世界の富裕層が何世代にもわたって蓄積してきた財産に富裕税を導入すれば、平等な社会にもっと近づくことができる
歴史上、いまほど「金持ち」が「金持ち」であったことはなかった──フランスの歴史学者でパリ第2大学の教授、ファブリス・ダルメイダは、新著『金持ちの世界史』(未邦訳)において、世界の富豪らがいかにその時代の社会に影響を及ぼし、経済ならびに政治の立役者になってきたかを解き明かす。 いつの世にもいた「金持ち」とはいったい何者なのか? なぜこんなにも富と金持ちが世界に増殖したのか? 権力と金持ちの関係とは……? ──まず「金持ち」とはいったい何者なのかを教えてください。相対的に誰もが誰かよりは「金持ち」ということにはなりませんか? 確かに上には上が、下には下がいます。永遠の財産など存在しません。遅かれ早かれ、新たな金持ちが登場します。ジョン・D・ロックフェラーも、20世紀初頭にはアメリカ一の富豪でした。彼の財産は現在の価値で4000億ドル(約53兆円)以上あり、イーロン・マスクやジェフ・ベゾスよりも
日本人の3人に1人は日本語が読めない? 集団ですぐれた意思決定をするための条件は、人種、民族、国籍、宗教、性別、性的指向などが異なるメンバーを集める多様性と、その全員が一定以上の能力をもっていることだ。このふたつの条件を満たすと、多様な意見が「化学反応」を起こし、とてつもないイノベーションが生まれる可能性がある。 ところが、自然に生まれる集団ではこれとは逆のことが起こる。 ひとは生得的に、自分と似た者に惹かれる性質があるので、アメリカのような多文化社会では、人種や民族、宗教ごとにコミュニティがつくられるが、知能や学力で選別するようなことはない。知識社会は産業革命以降に成立したので、そんなグループ分けをする本能は脳に埋め込まれていない。だからこそ有名大学やシリコンバレーのIT企業は、人為的な方法(入学試験や高報酬)で能力の高い者だけを集めているのだ。 その結果わたしたちは、なんの多様性もなく
帝国の興亡 2022.10.03 Updated by Ryo Shimizu on October 3, 2022, 05:12 am JST イタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは43歳にして初航海に出かけた。 彼の航海の記録は1503年に論文「新世界」として発表され、ドイツで出版された。以来、その大陸は彼の名にちなんでアメリカと呼ばれるようになった。 ヴェスプッチが探検したのは主に南米で、コロンブスが発見したのはカリブ海のプエルトリコで、厳密には北米大陸を発見したわけでもない。 それから一世紀後にイギリスのバージニア株式会社が国王ジェームズ一世から勅許を得て、メリーランド州、バージニア州、カロライナ州の開拓を開始した。 アメリカ大陸への植民はビジネスであり、入植者は実質的にバージニア会社の社員と見做されていた。 しかし、先住民族との戦いや疫病といった障害から、最初期の200人の入
ダボスマン 世界経済をぶち壊した億万長者たち 作者:ピーター・S グッドマンハーパーコリンズ・ジャパンAmazon「ダボスマン」とは、スイスのダボスで行われる世界経済フォーラム総会(ダボス会議)に参加する億万長者たちの呼称である。大勢いるが、有名所では、アマゾンのジェフ・ベゾス、投資ファンド運営の大物スティーヴ・シュワルツマン、合衆国最大の銀行を切り盛りするジェイミー・ダイモンといった面々のことを指している。 で、本書は副題に「世界経済をぶち壊した億万長者たち」とあるように、ダボス会議に参加する億万長者たちを非難する一冊である。こうした億万長者たちはダボスに集まって気候変動や感染症、ジェンダー間の不平等といった話題について、国家の枠を超えて対処が必要な多くの議題を討論する。ダボスマンは表向きは世界のため、地球のために私財をなげうってでも献身する──そんなイメージを発している。 たしかに彼ら
東大入試に文化資本なんていらないよ。それが大きな影響を持つのは、エッセーや面接が重視される入試。 東大一般入試なんて、塾一辺倒で、部活もボランティアもやったことなくて、コンサートや美術館に行ったことなくても、過去問が解ける学力さえあれば受かるんだから。 — 木村草太 (@SotaKimura) August 27, 2021 「東大入試に文化資本なんていらないよ。それが大きな影響を持つのは、エッセーや面接が重視される入試。 東大一般入試なんて、塾一辺倒で、部活もボランティアもやったことなくて、コンサートや美術館に行ったことなくても、過去問が解ける学力さえあれば受かるんだから」 木村氏は、文化資本がなくとも、学力さえあれば東大に合格できる、と主張する。しかし当時、このツイートには、文化資本が与える影響は簡単には言い切れない、進学を目指すかどうかに親や家庭環境の影響は大きい、などの批判も集まっ
元増田です。 ここまで多くの方に読んでいただけて嬉しいです。本当にありがとうございます。温かい言葉も厳しい言葉も読ませていただきました。誤読や私の伝え方が不十分だったための誤解などについて、追加で説明したい気持ちはありますが、それは辞めておきます。皆様のご理解におまかせいたします。 ただ、これを伝えさせてください。 私は両親には非常に感謝しています。私のやりたいようにやらせてもらったことをありがたいと思わないはずはありません。実家には年2回は帰っています。両親とは仲良しです。私がいなくなった後にインターネットが開通しました。あと2年前に両親はガラケーをスマホに変えました。もっと早くやってくれたら良かったのに。 そして皆様が推測された通り出身地は北海道です。三井グリーンランド、今は北海道グリーンランドですね。私が小さい頃に名前が変わりましたが、両親はずっと三井グリーンランドと言い続けています
田舎、「学校の成績がいいとなれる職業」の例がマジで「医者」しか上がらないというのが地味にキツイ気がする(本来学業成績の良さは将来の選択肢を増やすもののはずなのに — MAEJIMA Satoshi (@MAEZIMAS) November 4, 2020 いまどきは首都圏や近畿圏に限らず、大きめの地方都市にまで中学受験が広まっている。 良い大学を目指し、小学生時代からやたら勉強する小学生たち。 問題集に出てくる「こんなものが解けてなんになる」と言いたくなるような設問。 それらを見ていると、中学受験のない世界で育った私は良くない感情を持たずにいられない。 生徒の選別という目的のために、中学受験制度が奇形化したプラクティスを子どもに強いているように見えて、ならないのだ。 とはいえ熱心な親御さんは熱心である。 良い中学は良い高校に、良い大学や良い就職先にも繋がるというわけだから熱意は理解できる。
世の中は見た目が良い人の方が有利である。 ならば見た目が悪い人は保護するべきではないか。 この主張を掘り下げてみた。 ブサイクを法律で守る 目次に書かれたこの章題を見た時、「さすがに無茶だろ」と思った。しかし本を読み進め、この章にたどり着いた時には「たしかに一理あるな」と変わっていた。読んでいた本は『美貌格差 ―生まれつき不平等の経済学』である。 美貌格差―生まれつき不平等の経済学 作者:ダニエル・S・ハマーメッシュ東洋経済新報社Amazon 本書は、人の容姿による経済的な影響を示した本である。多くの人が直感的に「美人は得で、ブサイクは損」であると思っている。だがそれは、どの程度の差なのか、男女で容姿が収入に与える影響は異なるのか、といったことは、人によって意見が異なるだろう。本書はそれを定量的に調査した研究を示すのが良い。 そうやって容姿の経済的な影響を調べていくと、やはり容姿が優れてい
[Noah Smith, “Japan’s living standards are too low,” Noahpinion, May 24, 2022] 働きづめでも報われない国 日本からこんにちはこんにちは! 2週間の旅行でこっちにきてて,せっかくだから日本について何本か記事を書こうと思う.まずは,経済の話からはじめよう. たいていの人たちが日本について最初に気づくのは,各地の都市がいかにすばらしいかってことだ.とりわけ東京は,現代の驚異だ.キレイに刈り込まれた木々に取り囲まれて,設計のしっかりしたぴかぴかのビル群がそびえたっている.レストランやお店や各種の娯楽は目眩がするほど数知れず,どれもこれもすばらしい.どこも混み合ってるけれど,それでいていつもなぜか静謐を感じさせる.そして,ほんの数分歩けば電車の駅にたどり着いて,そこからどこでも必要な場所に向かえる.他のどんな国もおよばない
1932年5月15日、海軍青年将校らが犬養毅首相を殺害したクーデター未遂事件「五・一五事件」から90年を迎えた。政党政治家へのテロは軍部の台頭と専横を招き、議会制民主主義を崩壊させる重大な端緒となった。事件研究の第一人者の小山俊樹・帝京大教授は、背景を「格差拡大や社会不安の増大という現代との共通項もあった。実行犯に甘かった新聞の影響も小さくない」と語る。(小松田健一) 五・一五事件 海軍青年将校や陸軍士官候補生、政治塾構成員らが首相官邸、警視庁、日本銀行などを襲撃し、犬養毅首相と首相官邸を警備する警察官1人が殺害された。後継首相に海軍出身の斎藤実(まこと)が就任し、当時の2大政党が首相を出す「憲政の常道」が終わる。軍人の実行犯は軍刑法の反乱罪で起訴されたが、首謀者は法定刑が死刑しかないにもかかわらず禁錮15年など、判決は各被告とも求刑より大幅に軽かった。
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