新型コロナウイルスの感染拡大で、外出の自粛が呼びかけられ、各地の繁華街では人出が大幅に減少しています。その一方で、東京都内の住宅街にあるスーパーや公園の周辺10か所について、ビッグデータを利用して分析したところ、先月7日に緊急事態宣言が出されたあとも、いずれの場所でも人出が大きく減っていないことがわかりました。 NHKは、練馬区や八王子市など都内の6つの区と市の住宅街にある合わせて10のスーパーや公園の周辺について、IT関連企業の「Agoop」が携帯電話の利用者の許可を得て集めた位置情報のデータを基に、先月30日までの2か月半の人出を個人が特定されない形で推計し、分析しました。 その結果、先月7日に緊急事態宣言が出されたあとの23日間では、スーパーの周辺ではいずれも人出が大きく減っていないことがわかりました。 特に八王子市のスーパーでは、およそ4割の日で人出が増えていて、このうち先月18日
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