霞が関の官僚たちに異変が起きている。日本の国政を担う霞が関だが、国家公務員の志望者数は減少。長時間労働が常態化する職場環境に内部の官僚からも改善を求める声が上がるなど、働き方も疑問視されている。 【全画像をみる】総務省からfreeeに転職、2019年加速する霞が関の人材流出 そんな中、「民間の方が社会に役立てる」という思いから、ベンチャーに転職する人も増えている。霞が関の人材流出の現状とは? 「両親が経営する小さな建設会社が、資金繰りに苦労していたのを見ていたので、中小企業が活躍できる社会にしたいとの思いがあり、国家公務員を目指しました。 けれど総務省に入ってみると、年功序列のヒエラルキーがはっきりしており、変えようと思ってもなかなか話が進まなかった。今、脂が乗っている時に、民間企業でダイレクトに力を生かしたいと思い転職を決めた」 総務省から2019年7月に、会計・人事労務クラウドサービス