2018年10月15日のブックマーク (1件)

  • 妻の写真。|幡野広志

    病気になってから写真が変わりましたか? よく聞かれる質問だ。 写真が良くなったとか、撮らなかったものを撮りだしたというような趣旨の答えを期待されるのかもしれないけど、現実はそんなにスイーティーではない。 撮りたいもの撮るというシンプルな価値観なので、健康だろうが病気だろうが撮る写真は変わらない。べつに写真家だからとかではなく誰だってそうだとおもう。 ネコが好きな人はネコばかり撮るし、美味しいご飯が好きな人は料理の写真ばかり撮る、自分が好きな人は自分ばかり撮る。 スマホのカメラロールを見ればその人の好きなものがよくわかる。 タレントの方々がガンを公表するとき前向きな言葉で、みんなに夢や希望を与えるのだけど、ぼくはタレントではないので夢のない話しちゃうんだけど、病気になって写真が上手くなることはない、むしろ写真は下手になった。 下半身が麻痺した後遺症のようなものなのか、ぼくは平衡感覚がわからな

    妻の写真。|幡野広志
    ochi320
    ochi320 2018/10/15
    写真には被写体が写ってるものだと思ってたんだけど、撮影者との関係性や思考も写し込んでることに気付いてから見方が変わった。ここに奥さんは写ってないのに、確かにいることが判る。素敵な家族写真だなぁ。