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ブックマーク / hardware.srad.jp (5)

  • 北海道でバイオガス発電プラント計画の凍結が相次ぐ、太陽光発電と送電容量取り合い | スラド ハードウェア

    北海道電力の送電線空き容量が不足しており、この影響で北海道十勝地方での家畜ふん尿を利用したバイオガス発電施設の建設計画中断が相次いでいるという(毎日新聞、北海道新聞)。送電線の増強計画はなく、もし実行するとなると10数年、580億円規模の工事が必要となるという。 道内バイオマス案件一覧(環境省による資料PDF)にあるように、バイオガスは再生可能エネルギーのひとつである。ほかの事案と異なるのは、畜産排せつ物を処理するという衛生面の動機(資料PDF)、放置することによって地球温暖化ガスとして温室効果係数のより高いメタンが増えるのを抑制するという動機の2つを解消する手立てでもあるという点である。炭酸ガスの25倍、メタンは地球温暖化係数(GWP、Global Warming Potential)がある。 たい肥にするにも過程でメタンが生じ大気中に放出されるし、10アールあたり3トンまでしか畑はたい

  • 東京電力が炉心溶融を認めなかったのは政治の介入ではなく社長判断 | スラド ハードウェア

    新潟県および東京電力による検証委員会によると、東日大震災によって引き起こされた福島第一原子力発電所の事故において、東京電力が事故発生から2か月以上も炉心溶融を認めなかったのは当時の東京電力社長の清水正孝氏の指示によるものだったという(NHK)。 これに関しては、当時の民主党政権の官邸から「炉心溶融」という言葉を使わないよう指示があったという話があったが、これは事実ではなく、「官邸から炉心溶融を使うなという電話などはなかった」と清水元社長は述べている。また、「炉心溶融という言葉の定義が不明確」だったために使用しないよう指示をしたことも認めているという。

  • 日立による英国での原発建設事業への融資、日本政府が全額補償すると報じられる | スラド ハードウェア

    日立製作所が英国で建設を予定している原子力発電所について、この事業に向けた銀行からの融資数千億円を政府が全額保証する方針で検討しているという(テレ朝Newsの記事)。 日立による英国での原発建設については、昨年12月に日英政府が包括的な協力を行う覚書を結んでおり、政府が1兆円規模の支援を行うことも報じられている。しかし、東芝が米国での原子力事業で大きな損害を出したこともあり、懸念の声も大きい。 また、日立はリスクを最小限にとどめる戦略を明らかにしており、「英原発事業の財務リスクを丸抱えせざるを得ない場合は計画を撤回する」とのことだ。 件について世耕経済産業大臣は方針を決定した事実はないと述べているが、2日付の日経済新聞では日のメガバンクが融資する資金について政府が日貿易保険(NEXI)を通じて全額保証すると報じている。

  • 超臨界水を使った発電計画を模索するアイスランド深層掘削計画 | スラド ハードウェア

    アイルランド南西にあるレイキャネス半島の火山の中心部で、アイスランド深層掘削計画(IDDP)なる計画が進められている。この計画は地下5kmのボーリング孔を掘り、そこにある液体でも気体でもない「超臨界水」を活用して発電を行うというものだそうだ(MIT Technology Review、BBC、The Science Explorer、Slashdot)。 通常の地熱発電では2~3kmの深さまでボーリングを行うのが一般的だが、この計画では5kmまで掘り進むという。この位置には最大500℃の高温の岩石と水の深い源泉があると期待されているという。 火力発電では、水蒸気の圧力や温度が高ければ高いほど熱効率が高くなる。超臨界水を使えば高い効率で発電が可能で、従来の地熱発電の10倍の電力出力を得ることができるという。とはいえこの計画にはリスクもあるようだ。2009年に行われたIDDP-1として知られる

    超臨界水を使った発電計画を模索するアイスランド深層掘削計画 | スラド ハードウェア
  • イラク最大のダム「モスルダム」に決壊の恐れ、50万人超が死亡する可能性も。米陸軍工兵隊が警告 | スラド ハードウェア

    米陸軍工兵隊は10日までに、イラク北部モスル北方にある同国最大のモスルダムが決壊する恐れが高まっているとの報告書をまとめた。イラク連邦議会が同日までに公表した。米当局者は、もし決壊すればダム湖の膨大な水が洪水を引き起こし50万人以上が死亡、数百万人が住居を失うと推定している(共同通信)。 同ダムは不安定な地盤の上に建設されたため、定期的にダムの基礎部分にセメントを注入する必要があるが、過激派組織「イスラム国」(IS)に一時制圧されたほか、戦闘の影響で維持管理ができていない状況が続いている。

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