官公庁などがホームページで使用しているソフトウエアに、セキュリティー上の欠陥があることがわかり、このうち国税庁はホームページの一部を停止する対応をとっています。 セキュリティー上の欠陥が見つかったのは「ストラッツ」というソフトウエアで、多くの官公庁や企業がホームページの作成に使っています。 このうち国税庁は、ホームページから利用できる電子申告のeーTaxや確定申告書の作成などで、このソフトを使用しているということで、欠陥が見つかった4月25日から、これらのサービスを停止しています。 国税庁によりますと、これまでのところ情報の流出などの問題は確認されていないということです。 サービスは数日中に再開できる見込みで、それまでの間、確定申告を修正する場合は、手書きで申告書を作成して税務署に提出するよう呼びかけています。