電車で座っていたら、70歳くらいのお爺さんが、目の前に立ったんですよ。 だから僕は、席を譲ったんですよ。 するとお爺さんは「いえいえ」と拒否するんですね。あぁ、これはこの年代特有の謙虚さかなと思い、僕は少し押し気味に、「どうぞどうぞ」と譲り続けたんです。 それでもお爺さんはかたくなに「いえいえ」と断ってきます。でも表情的にはちょっと座りたそうではあったので、僕は、「僕がいたら照れて座りにくいのかな」と思って、席を立って遠目のところに移ったんですね。 遠くからチラリと見ると、お爺さん、まだモゾモゾしています。 座るかなー?どうかなー?と思ったそのとき! 電車が次の駅に着き、入ってきた女子高生が、スルリと僕の席に! 僕がお爺さんのために譲った席に! 17歳くらいの若者が! おめぇ立てよ! そこはお爺さんの席なんだよ! 俺がお爺さんのために空けたんだよ! そもそも、お年寄りを目の前に立たせて、自
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