持久走=死ぬほどきつい 持久走が元々得意だという人を除いて,「持久走は,きつい」という固定観念を多くの人々が持っているのではないでしょうか? 私もそうでした.我々は幼少時から走る事と言えば,鬼ごっこや運動会でのかけっこ,球技で必要な瞬発力やダッシュという無酸素運動が主であり,持久力を養う有酸素運動のトレーニングはほとんどしてきませんでした.中学高校時代に年に1回程度の持久走大会がありましたが,これもタイムや順位を記録する「競争」でしかありません.競争だからスタートダッシュする.ダッシュするから最初の200mでバテる.バテるから持久走は辛くて面白くないのです. 日常生活の中でも駅伝大会やマラソン大会の中継をテレビで見る機会はよくありますが,襷を渡して倒れこんだり,途中で足が痙攣して棄権したり,死にそうな顔をして走る姿をよく目にします.これらを見て持久走はきついという固定観念が植え付けられたの