人見 光夫(ひとみ みつお、1954年5月2日 - )は、日本の自動車技術者。マツダ株式会社常務執行役員・シニア技術開発フェロー 。スカイアクティブエンジンの開発で知られる。 来歴・人物[編集] 岡山県出身。岡山県立岡山朝日高等学校を経て、1979年に東京大学大学院工学系研究科修士課程を修了後、東洋工業(現・マツダ)に入社。以来、一貫してエンジン開発部門を歩む。2010年に発表されたスカイアクティブエンジンでは開発を主導し[1]、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン共に従来の常識を超えた圧縮比14を実現した[2]。 人見は、内燃機関の改善における要素を「排気損失」、「冷却損失」、「ポンプ損失」、「機械抵抗損失」の4つに分類し、さらにその制御因子を「圧縮比」、「空燃比(比熱比)」、「燃焼期間」、「燃焼タイミング」、「ポンピング損失」、「機械抵抗」の6つに集約した[3][4]。この整理分類を行