6年前の交通死亡事故以来、活動を休止している根津甚八(62)が、俳優業に終止符を打った。6日朝、放送のテレビ朝日系「スーパーモーニング」のインタビューで根津の妻、仁香さん(47)が明かした。 仁香さんは、根津の「自分の肉体を使って表現することは、今後するつもりはない」と引退の決意表明を代弁。 続いて、根津から番組に向け、「自分の仕事を振り返り、自分なりに納得できたように思います。これからもまっすぐ前を見て、自分のできることを精一杯していきたいと今は思っております」と送られたメッセージが紹介された。 さらに、仁香さんは、夫婦でうつ病に苦しめられていたことを告白。すでに2人ともうつ病は克服し、根津は今後、演出家や脚本家として活動するという。 根津は1969年、唐十郎(70)が主宰する劇団「状況劇場」に入団。78年にNHK制作の大河ドラマ「黄金の日日」に出演、翌年には黒澤明監督の映画「影