就職活動に、ブロックチェーンの技術を活用する実証実験を大学や企業が始めることになりました。 データを追跡できる機能などをいかして企業が勝手に学生の情報を引き出せないようにし情報の開示先や内容を学生がみずから選べるようにします。 就職活動をめぐっては、去年、就職情報サイトの運営会社が学生の個人データを無断で企業に提供していたことが問題となりました。 実証実験では、学生がスマホなどを通じて自分の成績やサークルなどの活動実績などを入力し、企業側がこうした情報を閲覧するシステムをつくります。 学生のデータはネット上に分散して保管され、ブロックチェーンが持つデータを追跡できる機能と暗号技術などを組み合わせることで、学生自身が情報を開示する相手先の企業や、開示する情報の範囲などを選ぶことができるようにします。 企業側は学生の情報を勝手に引き出すことはできず、個人情報の保護につながるとしています。 こと
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