2020年8月29日のブックマーク (3件)

  • DX時代のITアーキテクチャー、7階層ですっきり理解

    DX時代に求められるITアーキテクチャーの構成は複雑なことが多く、必要な要素技術や設計・開発手法も多岐にわたる。その全体像を把握するのは困難に思えるが、以下のように7階層に分けて考えると理解しやすい。 ●DXを支える7階層のITアーキテクチャー (1)チャネル層 (2)UIUX層 (3)デジタルサービス層 (4)サービス連携層 (5)ビジネスサービス層 (6)データサービス層 (7)データプロバイダー層 今回はこの図を基に、7階層のそれぞれの特徴とDX移行時に押さえるべき要素技術や仕様、よくある課題について順番に見ていこう。 (1)チャネル層はユーザーとの最初の接点 ユーザーとサービスとの最初の接点となる部分の階層。パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末、そこからアクセスするアプリケーション(Webブラウザー、チャットボット、SMSなど)の他、コールセンターなどの顧客サービスもチ

    DX時代のITアーキテクチャー、7階層ですっきり理解
  • DX推進を妨げる、レガシーシステム3つの課題とは

    個別最適では対応できない! あるべき全体像を描こう DX時代にはITシステムがビジネスに対して担う役割が増していく。そしてビジネスのニーズに対応するには、ITシステムに「アジリティー、スピード」と「データ活用」が求められる。 「アジリティー、スピード」は、ビジネスの変化に迅速に追随できることを指す。特に、顧客(一般消費者)向けのサービスを実現する「ビジネスIT」の領域では、市場の変化に合わせて迅速にシステムを改修する必要がある(「ビジネスIT」については特集シリーズの過去記事を参照)。顧客の潜在的要求にいかに早く対応できるかが、競争力を高め、DX時代のビジネスを勝ち抜く鍵となる。 「データ活用」は、部門や企業の垣根を越えて、データを使いたいときに使える状態を指す。近年はAI人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)の発展により、あらゆる情報の収集・分析が可能となってきた。これ

    DX推進を妨げる、レガシーシステム3つの課題とは
  • DXを支えるITアーキテクチャー、「8段階」で自社システムに落とし込む

    出典:日経クロステック、2020年7月2日 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)時代の情報システムには、「アジリティー、スピード」「データ活用」が求められる。では、この2つの要素を自社の情報システムに落とし込むにはどうしたらいいか。今回は、そのために必要なデジタルアーキテクチャー構想のプロセスを解説する。 「アジリティー、スピード」の実現には、特性が異なる複数のシステムを疎結合にすることが重要だ。従来の業務システムを中心とした「コーポレートIT」の領域では、品質・安定性が重視され、改修スピードはそこまで求められない。一方、顧客(一般消費者)が利用するサービス中心の「ビジネスIT」の領域では、市場の変化に迅速に対応しなければならない。DXを進める際には、「コーポレートIT」と

    DXを支えるITアーキテクチャー、「8段階」で自社システムに落とし込む