女子3位決定戦(21日、日本0−2ドイツ、工人体育場)日本は3位決定戦で女子W杯2連覇中の強豪、ドイツと対戦。一歩も引かずに善戦したが0−2で敗れ、4位に終わった。1968年メキシコ大会で男子が獲得した銅以来、40年ぶりのサッカーでの五輪メダル獲得は逃したものの、男子が3戦全敗で消えた日本サッカー界に、大きな夢と感動を与えたのは事実。なでしこジャパンよ、胸を張れ! 決勝は米国が延長戦の末、1−0でブラジルを下し、2大会連続3度目の金メダルを獲得した。試合結果へ 無情のホイッスルが鳴る。その瞬間、なでしこたちは電源が落ちたように、すべての動きを止めた。ひざから崩れ落ちる者、MF宮間(岡山湯郷)は頭から倒れた。あと1勝で届いた日本サッカー界40年ぶりの五輪メダルは、北京の空へとかすんでいった。 「泣けました…」。宮間の瞳が涙で潤む。FW大野(日テレ)は「悔しい。やっぱり決定力の差が出た」と唇を