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  • 西炯子『娚の一生』

    西炯子『娚の一生』 ※ネタバレが多少ありますが、まあたとえ読んでも面白さはかわらないと思います アラフォー男子であるぼくが最近ハマっているのは「枯れ専」漫画である。知らない人のための言っておくと、枯れたおじさんに萌えるという、女性側の欲望が存在するのだ。 男性の脂ぎった性欲、そのような男性から発されるであろうマッチョな性的抑圧に見切りをつけて、そうしたマーケットに向かう女性がいるのである。と訳知り顔に言ってみる。 そんな類の漫画をなぜ中年男であるぼくが読んでいるかといえば、自分が「枯れたおじさん」であるという同一化のもとに、女性にモテる自分を欲望しているからに決まってるじゃありませんか! 私が最もハマっているのは、西炯子『娚の一生』(小学館)である。 三十路を半ばすぎた大手電機メーカー課長である独身女性・堂薗つぐみが、亡くなった田舎の祖母の家を買い取り、そこで年配の大学教授・海江田醇と出会

    ogan
    ogan 2009/11/11
    海江田せんせいにメロメロだ。2巻巻末のおまけ4コマ「ぼく、おったか?」には萌えた。
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