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ヴァルヴレイヴに関するohagi23のブックマーク (10)

  • 「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか

    革命機ヴァルヴレイヴ最終話を視聴。 今回の記事では、編で描かれた「悪意」とタイトルにも使われる「革命」について考察する。 まず「悪意」について。 冒頭、エルエルフがジオール総統の喉元を切り裂き、ドルシア総統がマギウスである真実は 一時は世界を暴いてみせたが、「101人評議会」の情報操作によって隠蔽される。 まるでドルシア総統の傷口が塞がるように隠蔽される。 一方、その後に起こった各地のクーデターは「101人評議会」によれば真実もあったようだが、 デマゴギーによる悪意ある扇動が主であったようだ。 この嘘にまみれた扇動の方がエルエルフ達の行動より「101人評議会」を恐怖させた。 (※この蜂起もエルエルフの情報がキッカケではあったが) つまりヴァルヴレイヴ最終話は、真実より嘘も含まれた悪意の方が 人々を動かしてしまう(悪意の拡散)ことを描いていた。 こうした人々の悪意を上手くヴァルヴレイヴは上

    「革命機ヴァルヴレイヴ」の悪意。そして何が革命されたのか
    ohagi23
    ohagi23 2013/12/28
    ヴァルヴレイヴはハルトがエルエルフを、そしてショーコを革命する話
  • 革命機ヴァルヴレイヴ11話とOVERMANキングゲイナー11話が完全に一致―親子のモニター越しの会話劇について

    革命機ヴァルヴレイヴ11話を視聴。今回も面白い。 物語のクライマックスは、ショーコが父親のリュージとモニター越しで再開する場面。 父親が殺されることをいきなり突けつけられるショーコ。 そして状況が刻々と変化する中、父は娘に話しかける。 この親子の再開/やり取りは、 元ジオール総理大臣「指南リュージ」。 新生ジオールの総理大臣「指南ショーコ」。 という新旧ジオールの総理大臣二人の対面でもあった。 政治家として、いや大人として、それ以上に親として、 父は娘に前を向くスタンスを伝え、娘は状況に狼狽する。 みんなが生きるために戦い続けるか、もしくはショーコが手を引くか そんな選択肢を選ぶ時間も殆ど無い中、 結局、ヴァルヴレイヴの「ハラキリブレイド」の断裁により父は死ぬことになった。 父親の死とみんなが勝利を喜ぶシーンのかぶせ方。ショーコが選択を選ぶ時間の無さ。 状況が変化するスピードのめまぐるしさ

    革命機ヴァルヴレイヴ11話とOVERMANキングゲイナー11話が完全に一致―親子のモニター越しの会話劇について
  • 表舞台のショーコ・裏舞台のハルトという視点でみる革命機ヴァルヴレイヴ10話

    革命機ヴァルヴレイヴ10話を視聴。大河内脚炸裂といったところだろうか。 作は大きく分けて二つの舞台がある。 一つは戦争や今回の選挙といったように 華やかなでかつ光のあたる舞台で物語が進行する表舞台。 この表舞台で活躍するのは、指南ショーコ。 例えば4話の生徒たちに独立を促した場面などは表舞台の典型例だろう。 もう一つはハルトが吸血鬼化する時や、 もしくは華やかな舞台の裏で起こる きな臭い展開、暗躍している展開。いわば裏舞台。 この裏舞台にいるのが、エルエルフであり、時縞ハルトだ。 そして光があれば闇があるというように、二つの舞台が絡まり合い物語は進行する。 今回は、表舞台のショーコと裏舞台のハルトが 時には重なり、時には割かれる関係性/展開が面白かった。 例えば冒頭のエルエルフと貴生川タクミのやりとりは、後者の裏舞台だ。 華やかな舞台とは裏腹で起きている物語の進行。 裏舞台は暗い場面で

    表舞台のショーコ・裏舞台のハルトという視点でみる革命機ヴァルヴレイヴ10話
    ohagi23
    ohagi23 2013/06/15
    物語は二つの舞台で展開される話
  • 革命機ヴァルヴレイヴ9話の櫻井アイナの幻影にみるサンライズ的面影

    ヴァルヴレイヴ9話を視聴。 なんというか、段々とピントが焦点が合ってきた印象を受け、 段々と純粋にストーリーに興味が沸く展開になっていると思う。 つまりは、より面白いくなっている。 冒頭にある櫻井アイナ追悼をSNS的なもので行っている描写。 SNS的描写はこれからも断続的に続けられるのだろう。 ボタン一つで追悼の意を現す社会にヴァルヴレイヴの社会はなっている。 局面局面に応じて、SNS描写が用いられ、視聴者に色々考えさせるフックになっている。 サンダーさん、結局搭乗する事になったようだ。 今までコメディリリーフ的な立場な存在だと思っていた。 例えるなら作のシリーズ構成である大河内一楼さんが手がけた 「コードギアス」の玉城真一郎的なキャラなのかなぁと思っていたが、 ヴァルヴレイヴに搭乗したことで、サンダーもまた物語の流に完全に乗っかったようだ。 一方でネットで追悼の意を現す人々の行為とは

    革命機ヴァルヴレイヴ9話の櫻井アイナの幻影にみるサンライズ的面影
  • 革命機ヴァルヴレイヴ6話における、SNSで世界が繋がる描写の意味と、サキに起こった革命の関係性

    ヴァルヴレイヴ6話を視聴。今回はサキがニンゲンヤメマシタ的な話。 今回、気になったのは携帯端末とSNS、もしくはust的な ソーシャルメディアを通してサキと世界が繋がっていく描写 まずAパート。 サキが新しい機体カミーラに適合し吸血鬼になったわけだが、 この変わった=革命されたサキが物語を引っ張る。 サキは、ハルトに乗りうつった体でいたずらをするなど、 変化を楽しく・前向きに捉えているようだ。 ちなみにwikiでカーミラをみると、 『カーミラ』 (Carmilla) は、アイルランド人作家シェリダン・レ・ファニュが1872年に著した怪奇小説、およびその作中に登場する女吸血鬼の名前。 となっている。機体そのものが吸血鬼の名前のようだ。 そんなAパートは上記のように、携帯端末の描写がちらほら散見される。 ここでの携帯端末の使われ方は、 音楽の視聴や画像の閲覧、SNS的なサイトの書き込みの確認と

    革命機ヴァルヴレイヴ6話における、SNSで世界が繋がる描写の意味と、サキに起こった革命の関係性
  • 指南ショーコはどこまで羽ばたけるのか-革命機ヴァルヴレイヴ5話

    革命機ヴァルヴレイヴ5話を視聴。 今回は指南ショーコが物語を引っ張っていった。 まず冒頭のコンビニのカップラーメンの棚をラリアットしていく様は ショーコの天衣無縫さ天神乱漫さを、強く印象づけた。 まず最初で強くかます事で、ショーコはこういうキャラだという強く見せたいのだろう。 透けブラなショーコさん。 ブラの透けてる部分と、シャツの部分の色味が微妙に違うのが凄く良い。 こういう絵を見ていると、ショーコって楽しい事をしていきたんだなと思う。 この辺りの楽しさが全てみたいな感覚は学生らしいというか。 電源の不良により、全ての施設が停電に陥る中、 歌おうと言い出すショーコが今回のクライマックス。 電気が絶望感を払拭したい彼女の想いは、すぐに受け入れられなかったが、 電源の復旧とともに、彼女の歌いたい想いは学生を突き動かす。 歌うことこそ、ドラマであり、青春なのだろう。 ショーコが学生たちを、物語

    指南ショーコはどこまで羽ばたけるのか-革命機ヴァルヴレイヴ5話
  • 「革命機ヴァルヴレイヴ」4話に見る「手」の描写の演出意図

    はじめに 「革命機ヴァルヴレイヴ」4話は「手」の演出が印象的だった。 今回は手の描写の演出意図について書いてみたい。 手の描写の演出意図 指南ショーコがヴァルヴレイヴの手に立ちながら 学生たちをアジテートするシーンにおいて 学生たちを独立の機運に導き、ハルトに向かってピースをした時に 「この回は手がキーワードの一つなんだろうなぁ」と感じた。 強さの象徴であるメカの手の上に乗り、手でピースを行うカリスマ的なヒロイン。 メカとキャラをこの対比で描くのかと、とても感心してしまったシーンである。 そして手の演出描写の意図は、何か掴み取ることをあらわす為である。 今回でいえば独立を掴み取る意志の表現であり、 作のタイトルの一部にもなっている「革命」にも繋がり、 最終的には革命を掴み取る意志を「手」で表現したかったともいえる。 さらにいえば、ピースの形はVの字、ヴァルヴレイヴのVでもある。 以上のよ

    「革命機ヴァルヴレイヴ」4話に見る「手」の描写の演出意図
  • 「革命機ヴァルヴレイヴ」の大人と少年の描き方~大河内一楼・そしてキングゲイナー

    革命機ヴァルヴレイヴ4話。 時縞ハルトと学園を裏切ろうとするフィガロ議員のやり取りが 「OVERMANキングゲイナー」の1話のゲイナーとアデットさんのやり取りを彷彿とさせた。 時縞ハルト「大人のくせに恥ずかしいと思わないんですか」 フィガロ議員「全然。大人だからね。」 このやり取りがヴァルヴレイヴ。 ゲイナー「大人のやることか!」 アデットさん「大人だからやれんだろ!」 これがキングゲイナー。 ヴァルヴレイヴもキングゲイナーもシリーズ構成・脚は大河内一楼さん、 という意味で、極めて大河内さんらしい大人と子供のやりとりではある。 汚い事を大人だという理屈で正当化する事に反発する少年という構図を 両方の作品で用いているのがわかる。 少年の想いが、大人の欺瞞を、そして世界を曝くのであろう。 話は変わるが、もしキングゲイナーとヴァルヴレイヴを繋げるとするならば キングゲイナーのエクソダスとはヴァ

    「革命機ヴァルヴレイヴ」の大人と少年の描き方~大河内一楼・そしてキングゲイナー
  • 革命機ヴァルヴレイヴのピンク色の爆破から振り返る、サンライズ・ガンダムの爆破色の歴史。

    はじめに 革命機ヴァルヴレイヴ3話を視聴。3話も監督の松尾衝さんの絵コンテ。 このペースだと、松尾監督のコンテ回は多そうだ。 ちなみに編の感想はというと、 一人旅団という二つ名を持つエルエルフの無双ぶりが印象的だった。 まさに「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」である。 /                  ヽ /   な  い  あ  も     | l    い  い  い  う    |',           / |   か ん  つ       l  ',        / |   な  じ  一  全   /   〉く }三{`>く ヽ、    ゃ 人  部   / ∠_/ ̄∨__〉、 、     \ ,       で     /   !:::ハ ゚ /::::l|     ,..-― \     / `丶、____x く    ト、:_:_}  {_:_:_ノ| 

    革命機ヴァルヴレイヴのピンク色の爆破から振り返る、サンライズ・ガンダムの爆破色の歴史。
  • 革命機ヴァルヴレイヴ1話に見る富野由悠季的カットイン

    革命機ヴァルヴレイヴ1話を視聴。面白かった。 主人公がヒロインの好きな女の子と結ばれそうになった瞬間に、 そのうちもう一人の主人公にとってのヒロインになるであろうの男の子に寝取られる、 逆レイプされるような展開であり、分断と結合が一緒に訪れる感じが面白かった。 あとニンゲンヤメマスカは、 ローゼンメイデンの「まきますか、まきませんか?」が元ネタではないかと思った。 メカ戦闘や学園シーンのビジュアルも充実しており、千住明さんの音楽と そして手練手管な松尾衝さんの演出が見事に合致していたと思う。 さて、松尾監督はヴァルヴレイヴで富野由悠季的なカットインを2回使っていた。 ちなみに富野由悠季的カットインはこんな感じ。 (ブレンパワード) 松尾さんが以前手がけたOVA「ガンプラビルダーズ」でも同様のカットインが使われていた。 ただあれはガンダムっぽい演出を要請された側面もあったようにも見えたが、

    革命機ヴァルヴレイヴ1話に見る富野由悠季的カットイン
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