6日の東京外国為替市場、アメリカ景気の先行きに対する警戒感の強まりからドルを売って円を買う動きが一段と進み、円相場は1ドル=142円台まで値上がりしました。 午後5時時点の円相場は、5日と比べて1円9銭、円高ドル安の1ドル=142円51~54銭でした。 また、ユーロに対しては、5日と比べて77銭、円高ユーロ安の1ユーロ=158円43~47銭でした。 ユーロはドルに対して1ユーロ=1.1116~17ドルでした。 市場関係者は「投資家の間でアメリカ経済の先行きへの警戒感が強まっていて、FRBが大幅な利下げに踏み切るのではないかという見方も広がり、円が一層買われやすい環境になっている。市場では、日本時間の今夜発表されるアメリカの雇用統計の内容に注目が集まっている」と話しています。