おととし、川崎市川崎区の首都高速道路でスポーツカーが乗用車に追突し、夫婦2人が死亡した事件。横浜地検は12月19日、運転手の男を危険運転致死の罪で起訴しました。 危険運転致死の罪で起訴されたのは、東京都江戸川区の会社役員、彦田嘉之被告、52歳です。 起訴状などによりますと、彦田被告はおととし8月、川崎市川崎区の首都高速湾岸線の下り線で、隣の車線を走行していた車の通行を妨害するために、最大時速およそ268キロで車列に接近。 その後、車列の2台目を走っていた車が車線変更したところに時速200キロほどで進入し、前を走っていた乗用車に追突、乗っていた内山仁さんと妻の美由紀さんを死亡させた罪に問われています。 彦田被告は、事故当時、神奈川県警の調べに、「100キロ以上は出ていた」などと話していました。 横浜地検は、彦田被告の認否を明らかにしていません。
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