気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「限定された目標に向かっての成長はあってもよいが、際限のない、全面的な成長というものはありえない。」 十数年前にある恩師から紹介されて初めて読んで以来、私の思考に多くの影響を与え続けている1冊の本があります。1973年に発表された、 E.F.シューマッハ著『スモール・イズ・ビューティフル』です。 人間とはブレーキの効かない生き物 シューマッハは1911年ドイツ・ボン生まれ。英オックスフォード大学で学んだ後、戦後、英国に帰化し、1950年から英国石炭公社の顧問になりました。彼は1960年代から「近い将来におけるエネルギー危機」や「行き過ぎた資本主義社会の崩壊」を警告し、それはたちまち現実のものとなりました。 人間とはなかなかブレーキの利かない、
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