結論1:次亜塩素酸水溶液を噴霧する器具は使ってはいけない 結論2:ミストに含まれる次亜塩素酸は粘膜や皮膚を犯す物質である 結論3:次亜塩素酸ナトリウムは危険だが次亜塩素酸水溶液は安全であるというのはデマ 結論4:経済産業省は権限を逸脱して次亜塩素酸水商法を援護する行動をとっている (ウイルスを破壊することは「不活化」というのが適切ですが,以下では細菌も出てきますので,科学的にあまり適切でない「殺す」という表現を便宜上使っています) 次亜塩素酸をめぐる科学と今起きている問題 27日の午後,ツイッターに次のようなツイートが流れました。いくつかのリプライを付けてスクリーンショットを取ったものを示します。以下のようなやり取りになっています。(注記:アカウント等は抹消しました:2020/05/01) 会社で次亜塩素酸水を霧(ミスト)状に散布しているのだが息苦しくなった。胸が痛くなるレベルの息苦しさで