フランス南西部ランディラ近郊で起きた山火事で焼損した建物(2022年7月29日撮影、資料写真)。(c)Thibaud MORITZ / AFP 【7月30日 AFP】フランス当局は29日、同国南部で一連の山火事を起こした疑いで消防ボランティアに対する正式捜査を開始した。本人は放火の動機について「アドレナリン」を求めていたと供述しているという。 地元検察が明らかにしたところによると、エロー(Herault)県のこの消防ボランティアは、27日に身柄を拘束された。 同国では、先週の熱波の影響で山火事が発生し大勢が避難を強いられたことから、事件に注目が集まっている。 モンペリエ(Montpellier)検察は、この人物が5月26日に加え、7月21日、26~27日の夜間にライターで放火に及んだことを認めたと発表。動機については、本人が「アドレナリン」を求めたと説明し、「社会的認知」を望む気持ちもあっ