東急は7月12日、武蔵小杉駅(神奈川県川崎市)と長津田駅(横浜市)の旧定期券うりばを活用した個人向けシェアオフィスの運用を開始する。また、8月1日から「電車とバスの博物館B棟」(川崎市、20年2月末より休館中)でも、シェアオフィスの提供を始める。期間はいずれも1年間を予定する。 このサービスは、オフィスデザインや家具のサブスクリプションを行うsubsclife(サブスクライフ、東京都渋谷区)や、三井物産グループのMoon Creative Lab(東京都港区)が運営するテレワークプレイス提供サービス「Suup」と協業。オフィス家具の購入やシステム開発などの初期費用を抑え、無人運営とすることで人件費などを削減。旧定期券うりばのシェアオフィスは15分100円、電車とバスの博物館は1時間200円と、利用しやすい価格設定とした。 また環境に配慮した建材や、池上駅や戸越銀座駅で使用していた廃材を再利