慶應義塾大学のグループは、モニターとユーザーとの距離をセンシングすることで、モニター内の人物と擬似的にキスができるコンセプトデバイスと、その活用方法について研究しています。 "私がすごくアイドルが好きなアイドルおたくで、部屋にポスターを張ってるんです。そのポスターがそこにあるだけで画面が動かないというのがすごくいやだったんです。そうじゃなくて自分の動きに合わせてポスターが動いてくれたら、きっとそれはインタラクティブで楽しいものになると思って作りました。" "仕組みはすごく簡単で、超音波センサがここに付いてまして、頭との距離をセンシングしています。このように近づくと画像が切り替わるというだけです。最も近づくとキス顔になり、離れていくと照れた顔になります。" "今は視覚的な動きだけですが、例えば髪の毛からシャンプーの匂いがしたりとか、唇にレモン味のフィルムを張って味覚でも楽しめるようにしたり、