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ブックマーク / kuenishi.hatenadiary.jp (11)

  • トップレベルのコンピュータエンジニアなら普段からチェックして当然の技術系メディアN選 - kuenishi's blog

    〜〜が知っておくべきサイト20選とか、エンジニアなら今すぐフォローすべき有名人とか、いつも釣られてみにいくと全く興味なかったり拍子抜けしたりするわけだが、こういうのが並んでいたらあまりの格の違いに絶望してしまうだろうというものを適当に並べてみた。私が見ているわけではなくて、こうありたいと思っている私の願望である。どちらかというとインフラ系とか基盤系のものに偏っているが、あくまで私が興味ある一連の例だと思ってください。「これが入ってない!」というクレームは受け付けますので、是非教えてください。一緒に成層圏まで意識を高めましょう。 情報サイト、有名ブログ Software Engineering Radio : IEEEが主催しているソフトウェアエンジニア向けのPodCast。データベースからフロントエンド、暗号、ハードウェア、マイクロサービス、などなどとにかく多様なジャンルの最新のトピックの

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  • 日本が機械学習パラダイスなのは情報大航海プロジェクトのおかげ - kuenishi's blog

    人工知能じゃ〜これからはシンギュラリティじゃ〜と盛り上がっており、も杓子も深層学習で人工知能で人類皆失業などと楽しいお祭り、ぼくは嫌いじゃない。我々が生きていくためには金が必要なんだ。というわけで、ちょっと気になって調べたことがあったのでここに記録しておく。もしこれが知財や法曹方面の業界で有名な話だったらコンピュータエンジニアたち何やってんのという話ではある。 AIブームというやつが燃料になって日機械学習パラダイスだという記事が話題になっているが、これは平成21年の著作権法改正で追加された著作権法47の7のおかげである(ラッキー!) じゃあ、そもそもどうしてそんな条項ができてるの? 調べてみたら情報大航海プロジェクトが深く関わっているようだよ?ちょっとは感謝したらどう?? もともとこれが気になっていた。ので調べました。という話。 著作権法の47の7が、思いがけず今重要にって解説が散見

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  • P言語の素晴らしさについて - kuenishi's blog

    先週Microsoft社がP言語に関するブログ記事を公開し一部界隈で話題となった。 P言語くん pic.twitter.com/uULzxIO4ct— Kuntaro Ishiyama (@_iamkuntao) 2017年3月26日 「いまさら一文字言語かよ…」「何個目だ?」といった批判的諦念的なものから、「RustGoとErlangの間の子みたいなのだなあ」「なんか読みにくい」といった反応が多くこの言語の重要性やインパクトに対して正しく理解しているものがあまりなかった。尊敬しているTD勢ですらあまり重要性が伝わってないようだ 1 2 。上記のブログ記事を読んだり、マニュアルを読んだらすぐ分かるようなことではあるが、日語で解説しておこうと思う。なおいわゆる言語入門とかそういった類のものではないことをご理解いただきたい。 TL;DR 並行処理や分散システムの形式証明や形式検証はそれ自体

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  • 筑波大学で分散システムの話をしてきました - kuenishi's blog

    また呼んでいただいたので、筑波大学の情報システム特別講義D(1/19, 20 - 20日4限)で話してきました。これは業界で川島さんに無茶振りをされた人が聴講に来た大学生を置き去りにして講師陣に実力を試されるという素敵なイベントです。発表に使ったスライドはこちらです。自分で論文読んで証明を考えながら作ったスライドなので曖昧なところや誤りがあれば指摘いただきたいです。 前回はデータベースの話をしました。 kuenishi.hatenadiary.jp 今回は、転職もしたし、NoSQLブーム的なのも一通り終わったのでもうデータベースの話でもねーだろってことで、分散システムの理論面に入門した内容になっています。分散システムの理論面は20世紀に一通り出揃ってしまって、21世紀の最初の15年は実装と運用の時代でした。具体的には、理論と実装のギャップをどう埋めるかという研究や試行錯誤が盛んで、理論それ

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  • 2017年のクラウドを占う - kuenishi's blog

    どうもあけましておめでとうございます、分散システム界の負け犬こと李徴・ザ・グレートタイガーです。どちらかというといきなり吠えつくよりも山に篭ってこじらせていくタイプです。新春からAWS,サーバレス,コンテナ,マシンラーニング …2017年のクラウドを占う:新春特別企画|gihyo.jp … 技術評論社という記事を目にし、「ウソはいけません」とコメントしたところ何が当で何がウソか分からなくなってきたので、わたしも2017年のクラウドを占いつつ、件の記事の批評をしてささやかながら新年の書き初めとしたいと思います。 🔥🔥🔥🔥🔥 件の記事ではまず、 そしてこのデジタライゼーションの基盤にあるもっとも重要なテクノロジがクラウドコンピューティングです。 という言葉から理解できないのだが、デジタル化とは何を指すのか?一昔前には「OA化」という言葉が一斉を風靡した。どの企業でも小売なら会計はP

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  • あなたの知らない time(1) の世界 - kuenishi's blog

    自分が書いたプログラムのメモリ使用量を測定したいことがある。プログラムがOOM Killerによってお亡くなりになった場合や、ページフォルトをなくして高速化したい場合などだ。定常的に起動するサーバーのプログラムなら、sarや meminfo など(今なら Datadog とかだろうか)を使ってじーっと見つめるわけだ。もっとモダンにやるなら perf や DTrace を使ってもよいかもしれない。しかしこれらのツールは基的にプロセスIDを渡してサンプリングして外から覗く方法だ。 わたしのユースケースはデーモンプロセスではなく、 main から入って必要な計算をして、それが終わったら main を抜けるバッチジョブ(単にコンソールから実行して終わるまで待つ、いわゆる "Hello world!" 的なやつ)だ。これだと、プログラムが起動して終わるまでそこそこの時間で終わってしまって、外部プロ

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  • 次世代ウェブカンファレンス #nextwebconf に参加できませんでしたのでお詫びします - kuenishi's blog

    去る10月18日に行われた次世代ウェブカンファレンスは、わたしもサーバーアーキテクチャーというセッションにスピーカーとして呼ばれていた。わたしも話す気満々だったが、当日の朝になって次男が発熱してしまい家庭の予定を変更しては次男、わたしは長男を連れて彼の予定をこなすことにした。ので泣く泣く当日朝に参加を断った。当日は盛況だったようで何よりである。 当日はスタッフが充実していて、ストリーミングや録画も行われた。わたしが出るはずだった server_arch セッションの動画も公開されている。ここでは、当日言おうと思っていたことと、この動画を見て言いたいことをここに書いて当日参加できなかった詫びとしたい。すまんかった。 ウェブ is 何 / 次世代 is 何 CERN発祥のHTTP/HTMLで情報伝達する仕組み(昔WWWとか言われていたもの)が普及しきって、あらゆる情報がインターネットを介して

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  • リアルタイムとバッチの違い - kuenishi's blog

    昨日、分散DB読書会のあとに品川のラーメン屋でリアルタイムとは何ぞや〜みたいな話になった。自分の思いついたポエムをここに書いておこう。現場の問題とはあまり関係がない。 Stream Data Processing: A Quality of Service Perspective (Advances in Database Systems)というによれば、DSMS (Data Steram Management System) とDBMS (Database Management System)の違いは、クエリを発行するデータ集合の性質にある。つまり、DBMSは今ある有限のデータに対して操作を行うための仕組みで、DSMSはこれからやってくる無限のデータに対して操作を行うための仕組みと定義されていた。このDSMSというやつは、古式ゆかしいストリーム処理システムのことで、まあいわゆるCEP

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  • 基盤系プログラマ - kuenishi's blog

    いわゆる基盤系のエンジニアリング技術について、私の場合は、今の会社に入社して2年間で徹底的に叩き込まれました*1。C言語なんかは独習の範囲内であって、コンピュータに関する基礎的な知識が不足していると痛感しています。一方、Computer Scienceに関する基的なトピックはシンプルなものが多いので、数学の素養と、大学で詰め込まれた技術があれば何とかなる感じがしています。 飽くまでも、ですが、OSとかRDBMSとか、全ては手段です。ビル建設でいえば生コンのようなもの。砂利とか。肝心なのは、自分が欲しいビルの理想をきちんと描き、実現までの手段・手順を整理する。理想としているビルができているかを確かめる。難しいのは、「そんなビルが技術的な観点から当に建設できるのか?」を確かめながら進むこと。 あるいは、それらの技術を全て、日語にしてきちんと表現すること、設計を周囲に伝えて合意をとること、

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  • まあ割とどうでもいいこと(はじめてのgcc -S) - kuenishi's blog

    Cでプログラムを書いているとよく出会う場面(いやCじゃなくてもよく出会う) #define OPTION_A (1) #define OPTION_B (2) #define OPTION_C (3) #define OPTION_D (4) #define OPTION_E (5) int exec_command( int cmd, int args, char** argv ){ switch(cmd){ case OPTION_A: do_a(args, argv); break; case OPTION_B: do_b(args, argv); break; case OPTION_C: do_c(args, argv); break; case OPTION_D: do_d(args, argv); break; case OPTION_E: do_e(args, argv);

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  • 政府が本気になったようです - kuenishi's blog

    昨日、IPAと経済産業省と国税庁・特許庁を始めとする関係各省庁が合同で記者会見を行い、日のソフトウェア産業に対する政策を発表した。まず、IPAと特許庁はソフトウェア特許がほとんど利益を生まず、むしろ産業にとって有害なものとなっているとの認識から、ソフトウェア特許に関する運用及び法改正に取り組むことを発表。具体的には、ソフトウェア特許を無効化し、アルゴリズムおよびその実装・標準に特許を認可しないことを決定した。これまで国内で認可された特許に関しては有効期間の独占権を認めず、出願中のもの含め特許を全て棄却することとした。これによって、開発者はソフトウェア特許の出願ノルマおよび手続きの煩雑さから開放され、企業は法的リスクを回避する必要がなくなる。これによって、ソフトウェア特許や技術そのものが利益を生んでいるわけではなく、システム構築およびメンテナンス、もしくは内製によるビジネスが利益を生んでい

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